京都山科 しおゑもん@山科区小野鐘付田町:うま塩つけ麺普通サイズご褒美盛

土曜日の昼営業に初訪。店先には従業員の尾根遺産が立っている(暑いでしょうに)。

店内に入るとタッチパネル式券売機。とりあえず、ここでラーメンかつけ麺か、塩か醤油か、を選択することになる。今回は「うま塩つけ麺」の並盛にすることにしたが、サンプル画像によればスタンダード版だと麺とつけ汁だけで具材はほぼナシみたいで、流石にコレはチト寂しいかと「ご褒美盛」を選ぶことにした。スタッフはお店の外に立っている尾根遺産含めて6名体制。

聞くところによればこのお店、塩元帥のセカンドブランド的位置付けとしてオープンしたそうで、接客面での丁寧さはピカイチ。
店内、カウンター席はひと席づつ透明アクリル板で区切られ、正面には「つけ麺の楽しみ方」が解説されている。

そうこうするうち、注文の品が出来上がってくる。同時に、割りスープを入れたポットも持ってきてくれる。

麺を啜ってみる。冷たく締めてあって、コシ、弾力性、啜り込んだ感は上々。もう少し麺に水気を残しておいてもいいかしらん。ただ、いわゆる小麦の香りや風味は、あまり迫って来ないかな。

つけ汁は、眼前の解説にも書かれているように、かなり塩気が強く、なるほどここに麺をドボンと全て落とし込んでしまわず、三分の一ほどにちょこんとつけて啜る食べ方の方がいいようだ。そして「ご褒美盛」についてくる具材、千切りにした青ネギはもちろんつけ汁に入れて食すものだろう。味玉はよく冷えていて、味付けは見た目の色合いほどにどぎつくなくなかった。チャーシューは豚バラの煮豚をブロック状にカットしたもの。メンマにはかなり明確な味付けがなされてある。海苔の処遇は、さて、どうしたものか?
結果的に「ご褒美盛」は見た目の豪華さは確かにあるが、つけ汁に浸して食うには汁の温度を下げてしまうことになったりで、食べたときの官能に訴えることは二の次になっている気がしてならなかった。
非常に塩気の強いつけ汁は、スープ割りのとき、節系の和だしの割りスープを少々加えたぐらいでは塩気は薄まらず、結局スープ割りは残してしまった。柚皮のインパクト、揚げネギの香ばしさを感じるとともに、複雑な酸味も感じるが、味わいの幹になる出汁の旨みはあまり感じ取れなかった。

土曜のお昼時、私がお店にいる間、まあまあの客足だったが、このお店を出たとき、道路の斜め向かいにある魁力屋は外待ちの客が多数。

さて今後、リピーターをどれだけ獲得できるだろうか?


京都山科 しおゑもんラーメン / 小野駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


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