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キッチンオムヒコ@長浜市元浜町:一月限定 鴨つみれそば
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元旦、二日とあっちこっちのお店で魅力的な正月限定ラーメンが販売されていたが、なんだかんだで行きそびれる。この日三日になって、やっと訪れた2018麺初めに向かったのは、
長浜市にあるオムライス屋さん。
いつぞやも書いたことだが、オムライス屋さんなのに、ラーメン店のTシャツがバキラの緑とともに店内を飾っている。そんなお店がラーメンオムヒコもとい、キッチンオムヒコ。
今回、気になってしょうがなかったのが一月限定のコレ、「鴨つみれそば」。1月末までの提供。今回、これ一択で注文。追加トッピングはナシで。けれど別途注文の「貝わさびめし」は注文した。
しばし待つ後、やってきたのは「麦焼酎」と書かれたぐい飲み。
そのナカミは、つけ麺として味わうためのつけ汁。
みつ葉の軸に酢橘のスライス。ちろっと舐めてみると、キリッとした酸味!
やがて、鴨つみれそば、出来上がってくる。
先に来たつけ汁はさておき、汁そばとして、まずは味わってみる。
麺は昨年11月に食べた「淡麗 汐らーめん」のアレと同じものと思われる捩れ気味ストレートの細麺。麺そのものがビシバシと食感を主張してくるタイプではないけれど、その軽やかな感じはあっさりと上品なスープの味わいにとてもよく組み合わさる。そのように、汁そばとして味わってよし、酸味を効かせたつけ汁に浸して温つけそばとして味わうもよし、鴨ロースト、鴨つみれ、ゴボウのカラーゲ、それらのひとつひとつがそれぞれに美味い。もうここまでだけでも、いろんな角度から複数の楽しさが味わえるように見事に設計されている。
そして、お楽しみは別途注文の「貝わさびめし」に続く。この「貝わさび」の「貝」そのものはキッチンオムヒコの厨房で仕込まれたものでなく、市販品の応用だと店主は包み隠すことなく正直に教えてくれるが、自分のイエ呑みの時に、コレをメニューに応用したら面白いんじゃないかな?と思って試してみたアソビゴコロなのだそうな。コレをダシ茶漬け風にして味わってみ。風味自体は強烈なものでない。そのなかに、ほのかに変化する汁の味、貝のグニュ、ゴハンとメシメシ、粒あられのクリスピーさが渾然一体となった食感、たまりません。ということで、2018年麺初め、幸先のいいヒットでした。
オムヒコ (オムライス / 長浜駅)
昼総合点★★★★★ 5.0
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