八の坊@円町:豚だくカプチーノ

調べてみれば、新規開店してからはや4年が過ぎようとしているお店。この日、この近辺で業務だったのをいいことに、恥ずかしながら、今頃になってやっと初訪。シャッター&ポールだった。

 

店先の掲示には行列の並び方を図示したものがある。こんなふうに、行列になる日もあるのかもしれないが、この日は、開店の時刻まで一人で店先で待つことになった。

店先には、行列への並び方の指示とともに、このお店のメニューを写真付きで掲示してある。それぞれ、経年劣化で黄ばんでしまってはいるが、待っている間にどのメニューをいただこうかじっくり検討できるのはありがたい。

 この日、開店時刻を2分ばかり遅れて開店。外で待っている身には開店の時間は守って欲しいものだ。店内に入ると券売機。
メニューはいろいろあって迷いを誘うところだが、外で待っている間に「数量限定豚だくカプチーノそば」と決めていた。

 

店内、女性目線を意識した感じの清潔でオシャレな雰囲気。また、柚子酢とかレモンペッパーとか、テーブルの味変アイテムもちょっと個性的。

カウンター席左端にすわると、麺の保管庫として使われている冷蔵ショーケースの中がよく見える。メニューによって、複数の麺を使い分けているようだ。店内に製麺室のようなスペースは見当たらなかった。どこか別のところに製麺用アジトがあるのだろうか。

やがて出来上がってきたアワアワカプチーノ。アワアワ自体は電動泡立器を使えばしゃばいスープでも出来てしまうもの。関心事は泡の下にあるスープがどうか、ということ。

濃密な豚 骨スープに横浜家系ラーメンをイメージするような海苔とほうれん草。チャーシューは少し塩気を効かせた味付け。しっかりもちもちの麺と濃密豚骨スープは食べていて夢中になる。ところでこのメニュー高菜がデフォルトの具として載せてあるが、コレはいっそ無いほうがいいと思う。最初から味の強い辛子高菜が載せてあるとスープと麺を味わうのにかえって邪魔に感じる。辛子高菜は、あくまで後から味変のために食べ手の好みで追加するためのものだろう。豚骨ラーメンを主力とするお店が、テーブルサービスとして辛子高菜を置いているケースは割とあるが、デフォルトで載っけてくることがまずない、というのは、そういうことではあるまいか。この辛子高菜を除いては、なかなかよくできたラーメンだと思った。他のメニューも機会をとらえてぜひ味わってみたいところ。あ、それから、食べ終えてお店を出た時、わざわざ外までお店の人がお見送りしてくださった。何気無いことかもだけど、こういう姿勢って、心打たれるものがある。

 

八の坊ラーメン / 円町駅花園駅西大路御池駅
昼総合点★★★★ 4.0

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