自家製麺と定食 弦乃月＠愛知郡愛荘町東円堂：朝ご飯 有機栽培納豆セット

さる8月13日のこと。日頃から当ブログを御愛読いただいている某読者様から、こんなメッセージを頂戴した。

「こんばんは蒟蒻さん。新店オープンニュースです 8月10日に愛荘町に 自家製麺と定食弦乃月 がプレオープンしました。自家製麺です‼︎報告しときます。」

コレはすぐにでも行かねばと思いながらも、業務や旅行の日程が込んでいたため、13日時点ではとりあえずこのようにツイートしておいた。

で、向かうことが出来たのはプレオープンはとっくに終わって正式オープンした翌日のこの日となり、ぜったいポール取ってやるぅ〜！と鼻息も荒く琵琶湖大橋を東進した。

到着してみると、そこは「すまいるモール」という、広大な駐車場のある共同施設。現在のところ、GoogleMapsに「すまいるモール」で検索させてもヒットしないようなので、「愛知郡愛荘町東円堂2511-16」と、正確な住所を入力すべしだろう。

「トリミングサロン」の文字が見える左側のテナントが目的のお店。「完売」と書かれたカンバンが見えるが、アレは前日のことであろう。この角度から撮影してみると、身体障害者用駐車場からは目と鼻の先であり、しかも平行移動の完全バリアフリー。車椅子ならスロープを登っていく必要のある「俺のラーメンあっぱれ屋」よりも、さらにアクセスしやすそうだ。

午前7時、ノレンが架かる。ワンオペでの営業かと思いきや店主をサポートする女性スタッフが一名。（姪っ子さん？）なお現在、絶賛アルバイト募集中だそうである。

店内、東側壁面が全面ガラス張りのため、朝の時間帯は眩いほどに光が入る。天井が高く広々感があり、厨房を中心にカウンター席がコの字型に囲む。

出入り口の傍らに見える機械は一見、食券販売機のように見えるが、実は両替機であるそうな。

このお店では、客の側でお釣りのないように金額を調整し、備え付けのジッパー付きビニール袋に「正しい」金額のお金を入れて用意のハコに置いていくシステム。珍しいやり方だが、こうすることで、お店としては営業中にお金に触れる必要がなくなるし、メニュー変更や価格改定のたびに券売機の設定を調整するという手間も省ける。うまいこと考えたものだ。但しこのシステム、客は必ず正直に正しい金額を支払うという性善説に基づく。もちろん客としては、不正を働いてはいけない。不正は、触法行為だから。

さて、メニューを見てみよう。開店〜10時までは「朝ごはん」として三種のセットが選べる。自分は「朝ご飯」三種から、有機栽培納豆セットを注文。

ところで、「かけラーメン500円」と「冷やし奴ぶっかけラーメン」もまた、開店から10時までのメニューなのだろうか？今これを書いていて、ふと疑問に思った。（今度行った時にでも確かめてみようかな？）

そしてメニューを反転すると、コチラが表側になるのかな？「お品書き」とある。ココに見えるメニューは開店時刻からでも、朝10時以降にも関わらず注文できるようだ。（ワタシと同時に入ってきたお客さんは、「朝ご飯」を注文せず、肉そば＆肉飯というニクニクした組み合わせをご注文なさっていた。）

するとスタッフが「なっとう」と書いた付箋をジッパー袋に貼って渡してくれるので、あらかじめ、お品書きの金額600円を袋に入れた。（今回、財布に硬貨があったので両替機は使用せず。）

そしてコレが有機栽培納豆セット。納豆にかけるための醤油もついてくる。

メインはもちろん、かけラーメン。斜め切りのネギを添えるが、スープと麺だけで出してくるのは。それに自信があることの裏返しであろう。作り手に下心があると、ついつい白ゴマをふってみたり刻み海苔を盛ってみたりしがちなもの。で、味わってみる。実に出汁感と醤油感に満ち、また自家製の麺はつるんとしつつ、密度が高いと云うか比重が重いというか、ずしっと腹持ち良さげな感じで、艶かしくもあり、しっとりとした食感。こりゃ、エエわ。

麺をある程度平らげたところで、納豆とご飯にさしかかる。さて、納豆を混ぜようかと箸をたぐると、この器ではどうにも納豆が混ぜにくい。こんなことをこのブログにコレまで書いたことは無いけれど、自分は納豆をいただくとき、醤油やタレを加える前に、納豆だけを徹底的にかき混ぜ、ネバネバとした糸を存分に引き出さないと気がすまないのだ。しかし、その行為に及ぶにはこの三連の枝豆状の器ではどうしても叶わない。そこで店主にお願いして、納豆を混ぜるための小鉢（お茶碗だったっけ？）をお願いし、そして、気の済むまで納豆を思う存分かき混ぜた。(以降、有機栽培納豆セットには納豆混ぜ用の小鉢をデフォでつけるようにされたそうな)そして、醤油、鶏節（ですよねアレ）、ネギを加え、

ゴハンとともに味わった。

結論：待望の新店、登場。

なにより、朝ラーができるのが嬉しい。滋賀にはもう一つ、湖西に7時から朝ラーが出来るお店があるが、今回の弦乃月の登場で選択肢が出来た（といっても、自分の家からはどちらもそれなりの距離があるのだが）

そして、徹底的にうまいもんをつくって出そうとしているスタンスがいい。プレオープン時には実験的に色んなメニューをやっていたようだが、本営業ではオペレーションのこともあるだろうし、今のメニューに絞り込み1日80食程度を仕込み、売り切れ仕舞いとなるようだ。そんなだから、このお店を狙うなら朝7時からか少なくとも午前中まで、午後からも営業していればラッキー、というところか。また、さっそく数量限定メニューにも果敢に取り組んでいるようで、期待感はとどまるところがない感じ。

さらに面白いことに、朝イチに訪れると、製麺の際にでたアウトレット麺が無料でもらえるサービスもある。（これ、いつまで続くだろうか？と思うけど）

これ、せっかくいただいた麺なので、キチンと味わおうと思い、ちょっと本格的に取り組んでみた。付箋にあった茹で時間３分に１分プラスして茹でたところを冷水で絞め、

冷蔵庫にあった白だし・オイスターソース・塩ポン酢・マルトモの焙焼あごだしつゆ・青森県上北農産加工のスタミナ源たれ等を適量組み合わせたスープを作って冷やしておき、いま、庭で作ったネギ・大葉・ミニトマトをヲヲめに刻んで某店の冷やしおつけ麺インスみたいなのを作ってみた。

 スープの味は、まあ、アレだったがこの麺、冷やしだとまた違う食感が楽しめた。

とにかく、このお店、今後もきっと、足を運ぶことになるだろう。今のところ、定休日の設定はないが、「仕込みのために休む」ことは今後もありがちなので、店主インスタグラム ・ Twitterは要確認。　

 

自家製麺と定食 弦乃月 （ラーメン / 五箇荘駅、愛知川駅）
昼総合点★★★★☆ 4.5

 

 

 

 

 

 

 

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自家製麺と定食 弦乃月@滋賀:愛知郡愛荘町にて、朝ご飯(有機栽培納豆セット)をちう悶www。昨日オープンおめでとう！ かけ醤油そば、いい出汁感と醤油感。つるんとした麺、比重重めで確かに腹持ち良さげ。納豆ご飯は納豆混ぜ混ぜ用に別途小鉢をリクエスト。#弦乃月 #滋賀ラーメン #朝ラーメン #滋賀に朝ラー文化を！

t_cognacさん(@t_cognac)がシェアした投稿 - <time datetime="2019-08-22T00:38:07+00:00" style=" font-size:14px; line-height:17px;">2019年 8月月21日午後5時38分PDT</time>