風雲児＠代々木二丁目：得製らーめん

代々木の某貸会議室に出張。
昼休み、少うし歩いて新宿方面に向かう。

12時を少しすぎた頃、すでに店外に１０人待ち。店内もさらに10人待ち程度。客の回転は結構速いので、並んで待つことにした。

ノレン横には「国産の鶏のみで真っ白に白濁させコクを出し、四国 瀬戸内海で捕れた煮干しや厳選された節をふんだんに使用したスープです」とある。

その白濁鶏スープを味わおうと、具を奮発して「得製らーめん」のボタンを押した。
やがて順番がきて、カウンター席にに通される。
「得製らーめんですね。麺の量はどうなさいますか？」
「え？」
「大盛りと並がございます。」
「あ、そうなん。それぞれ何グラムですか？」
「並が160gで大盛りはその1.5倍です」
（160×1.5....240g...）
「じゃ、並で！」

160gなら並でも十分な麺量。「鶏白濁のスープ」という触れ込みに、好調時の「名門」、あるいは今はなき「福三」の濃厚鶏そばのような濃ゆ～いこってりとした鶏白湯を勝手に予測していたのだが、実際の味わいは、濃厚な鶏ダシで喰わすというより、濃いめの鶏白湯と節系の魚ダシの好バランスの上に成り立っている味わい。
手前勝手に脳内予測していたモノとはちょっと違っていたが、これはこれで美味い。多めのネギは「得製」でないふつうのらーめんでもそうなのだろうか、ちょっと硬めの青ネギで、柔らかな九条ネギが恋しくなる。
ざっくりとした歯ごたえと少しボソっとした感触の中太の縮れ麺がスープともよくあっていて、かつ麺を麺として楽しめるものだった。
今度来るときは、つけめんだな。（いつ来れるかわからんけど）