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あきひで

先日、臨時休業でフラれた「あきひで」へラーメン好きな職場同僚と同行。
今日はちゃんと営業していた。
豚骨と鶏骨を、ラード等を加えず水だけで煮込んだというスープは以前からとても気になっていたものだった。
メニューには何種類かのセットメニューがあるが、これらはラーメン、唐揚げ、豚バラ焼肉とゴハンの4種を組み合わせただけであり、お店として用意しているのはこの4種だけということになる。(ま、瓶ビールも置いてあるっちゃ、あるんだけどね。)お客としては、旨いラーメンと、旨い唐揚げ、豚バラ焼肉を目当てにこのお店に来るのだから、それはそれでいいと思う。
そんなメニューの中にある「学生さん専用・まなぶ君セット」はラーメンライスが590円というお得メニュー。そこに唐揚げ一個をのせた「ちょいのせ」は600円で、ともに学生証の提示無用である。しかしお客の顔で判断するため「ふけ顔要注意」とのこと。ふけ顔なんだけど実は学生...という人は、学生証を提示すればいいだろう。
メニューのことをつらつらと書いておきながら、注文したのはラーメンのみ。カウンター席からは大きな寸胴がすぐ近くに見える。豚の骨と鶏の骨を煮詰めたダシは仕込みを終えた後、営業時間中に煮詰めることはせず、注文が通る度に小鍋に取り出して温めるやり方で作っている。小鍋で温めたダシを鉢に注ぐ時、菜箸を立てて注ぐのにはダシが鍋の注ぎ口から鍋肌沿いにたれてしまわないようにやってるのだと思うが、同行してくれた職場同僚は、あれはスープの一定量を量るためだと思うと言っていた。(しかし、それなら何らかの目印が菜箸にあってしかるべきだろう、と後で思った。)
さて、味わってみる。なるほど話しに来ていた通りに動物系の濃厚なスープがとても旨い。我がままな自分の好みであえて言うと、少しタレの味が強く出過ぎて感じられるので、もう少しタレを控えてダシの旨味を堪能できれば、もういうことなしなのだが、まあ、このあたりは好みの問題であろう。
中太のストレート麺もコシとともにもっちりとした食感で、つけ麺で味わっても見たくなるようなタイプのちゃんとした主張を感じる麺だ。
画面ではネギの下に隠れているが、分厚いというかゴツいというか、角煮風の量感のある豚バラチャーシューが秀逸。このお店ではラーメンを作る時、注文が通る度にチャーシューをTHERMOSの真空保温調理器シャトルシェフから取り出す。柔らかいチャーシューを温かいままにトッピングして提供するための方法であり、スープ同様にこのお店ならではこだわりを感じるところ。
食べている間、とにかくその濃厚なスープを麺に絡めて味わうことに集中するような食べ方をしてしまったが、青ネギと白髪ネギのあしらいといい、メンマ替わりの山クラゲのコリコリ感といい、これほどにまで「このお店ならでは」の個性を持ちながら、1杯580円は良心的だと思う。

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