ちょっと早めの昼食に蕎麦をいただいたあと、路地を散策。すると、同行者が何やら向こうで叫んでいる。「ちょっと！コレ！早くおいで！」とカメラを携えゆっくり歩いていたワタシを急かした。…何だろう？
うおおおお〜っ！！！なんじゃコリャっ！？なんでこんなところに手回し製麺機が陳列されてんねん！！思わず興奮（変態）。
さきほどの蕎麦店もそうだったが、このお店もやはり古い木造家屋をリノベーションし店舗としたもののようだ。
大晦日の製麺….このカンバン…どう見ても、あの同人誌「
趣味の製麺」に感化されたものにしか見えない…。
で、店内に入ってみると左から田中式・小野式２型・東沢式・宝田式・そして右端に永井式の丸ハンドル後期型…この永井式丸ハンドル後期型は実は少し前に入手し、レストアを途中まで進めたものを持っているが、それ以外の製麺機の実物に出会ったのはコレが初めて。しかもどれもピカピカにメンテナンスが施され、いつでも製麺に使うことができそう。
このお店、レストア製麺機の販売店でも自家製麺の飲食店でもなく、「
宮島帆布」という、帆布を使った手作りのカバンや小物を作っている工房兼販売店舗。ショーウインドウの製麺機は、店主さんの趣味の品だそうで、実際にここで製麺パーティーをすることもよくあるのだそうな。どちらかといえば中華麺よりうどんを打つことが多いとか。しばらくの間、ここで店主さんとマニアックな話になった。同行者が髪飾りを購入した。それにしても、ビックリだった。
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