手打ちうどん たむら@綾歌郡綾川町陶:かけうどん一玉

四国うどんツアー三日目の四軒目。午前11時56分、現地着。ちょうど昼のピークタイムを迎えようとするタイミング。
朝9時から営業開始のお店。基本は大将がワンオペで営業している様子。この日はちょうどこのタイミングで麺がいったん出尽くしてしまったらしく、「ごめ〜ん、ちょっと待ってもらいますわぁ〜。申し訳な〜い」と、あらためて麺を仕込む場面に遭遇。むしろこれ、出来たて茹でたていただくことが出来るチャンスやん。超ラッキーだった。
うどんは大か、小か、どちらか。あとは大将が作業する釜のすぐ横で、ねぎ&天かすを加えたり、うどん出汁をかけたりする、キホン製麺所系の注文スタイル。支払いは丼返却時自己申告後払い制。
ということで、たまたま見ることが出来た、これから伸していく直前のうどん生地。まさに、興奮モノ(変態)
で、しばし待つ後出来上がった、打ちたて茹でたての田村うどん。最初は醤油うどんで味わうつもりでいたが、かけ出汁タンクの誘惑に負けてかけうどんでいただくことにした。うどんは茹で上がって、水で締めた状態で、冷たい状態。タンクのかけ出汁もまた、かなり冷めてしまった状態の結果、「そのまま」の麺をぬるい出汁で味わうことになったのだが….ビシッとしたコシのある太麺にこの出汁…
なんで、こんなに美味いねん???
なんでもない、うどんと出汁、そこにちょこっと、ネギ。
なのに、なんで、こんなに美味いねん???
メッチャ氏の言葉で云えば「うまい死ぬ死ぬ」級。
名古屋球(最近オモテの世界に出て来ないけど)の言葉で云えば「リアルウマシ」級。(リンク先はラーメンゾンビだが、始祖は名古屋球)
ホンマ、なんで、こんなに美味いねん???
何か、ヤヴァイ粉かなんかが入っている?いやそんなことは、決してない。
まさに、ワンオペ大将のマジックだ。ここに讃岐うどんの、現地に行って味わってみないことには決して体験できない魅力がある。今回のツアーで訪れた「カマ喜ri」「川川うどん」「おうどん瀬戸晴れ」といった若い店主が手掛ける新しい世界も魅力だが、同時に「麺通団」がうどんブームを仕掛ける以前から続く昔ながらの伝統的名店の魅力は、やはり是非味わっておくべきだと確信した。本当に、食べに来てヨカッタ。


手打うどん たむらうどん / 綾川駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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