麺家チャクリキ@与謝野町:特製塩らーめん&和風豚骨つけ麺温盛り

ここ数年、コッペ蟹が解禁になるこの季節には、ドライブがてら峰山町の酒市峰山店(酒市水産部)までコッペ蟹を買い求めに行くのが恒例になっている。
で、昨年は「銀座そば」でムチャクチャ面白い体験をし、一昨年前は当時開店したばかりの「鶏そばふじ田」に訪れたものだった。(この「鶏そばふじ田」、現在は金土日が定休となっている)そもそも、酒市峰山店の存在を知ったのは、この時にたまたま外待ちをしていた地元のお客さんとの会話がきっかけだったのを思い出す。
で、今年はおよそ一年ぶりに麺家チャクリキへ。
店内、毎年恒例(?)お菓子のクリスマスツリーが。
このお店、来る度に何を注文しようか、いつも迷う。基本的に何を頼んでもハズレと感じることは、まず無いから。
で、今回は同行者が和風豚骨つけ麺を熱盛りで。
麺の器には麺だけを、と、見た目にはそっけないほどに、シンプル。
チャーシューやメンマといった具材はあらかじめ熱々のつけ汁の中に熱々の状態で籠められている。ちょっと試食させてもらうと熱盛りの麺はすこしくっつき気味になるのはいたし方なしだが、濃厚な魚介豚骨の旨味とともにすすり込むと温い状態のままでいただくことができるので、寒くなるこれからに季節には大いにアリと感じた。
ワタシは特製塩らーめんを注文。スタンダードの「塩らーめん」がいまどき680円という価格に設定されている。そこにプラス200円で半熟味玉やなんやかやの豪華仕様にできるのも良いではないか。
して、出来上がってきた途端、まあなんちゅう美味そうなビジュアルだこと!同店の「あっさりらーめん」や「とり塩らーめん」のスープとはまた違うキャラクターで、わりと濃いめでテロンと白濁気味の動物系出汁を土台とし、フライドガーリックオイルの香ばしさとともに、鉢の底に仕込んである干し貝柱の旨味が後からじわぁ〜っと追いかけてくるこの感じ!今から13年前に初めてこのお店に訪れたとき、昼営業時につけ麺食べて、夜営業時にもう一回やって来て今度は「あっさりホタテの塩ラーメン」(当時の名称)をいただいたときの、あの感動がフラッシュバックした。
麺は昔と変わらず東京東久留米の三河屋製麺から取り寄せているものだと思う。スープのテロンとした感じによく沿いながら啜り込んでしっかり主張を感じる麺。13年前、ココ京都府与謝野町に開店した頃は地元客に、魚介出汁を含んだスープが「魚臭い」と評されるようなこともあった…などというかつての記述は過去のもの。いまやすっかり地元客が引っ切り無しにやってくる様子は、まさに「京丹後の雄」だ。いつも変わらず廉価な中で高いクオリティを維持し続ける努力は大変なものだと思うが、今後も変わらず雄であり続けていて欲しいと願う。


麺家チャクリキつけ麺 / 与謝野駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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