幻の中華そば 加藤屋@大津市

朝は遅くに目が覚めて、図書館で借りた本を返しに行ったあと、春の陽気に誘われ単車でフラッと走りに出てみた。
宇治川ライン、天ケ瀬ダムの鳳凰湖周辺は桜が満開。(下の画像は帰り道の夕方に撮影したもの)
カーブの向こうに見える山肌の、所々が明るい桜色に浮かび上がっていて、そりゃ~走っていて爽快である。

ケフはこってりまぼちゅーを「ちう悶」。

某ゾムビ氏によれば、このところ平日の昼間は戦争の如しで土曜の昼はゆっくりスタートとのことらしいが、なかなかどうして、店内、絶えず満員状態。
確か、高島市から大津に移ってそろそろ一年が経つ加藤屋だが、注文してからラーメンが来る間の店内の様子では、今やすっかり地元に定着した感がある。

さてさて、限定「こってりまぼちゅー」である。
なるほど、かなりの背脂でいかにもこってりしてそうだ。
店主ロバート・カトキチ氏によれば、スープのボディは「豚バラ醤油そば」と同じものだそうな。それを小鍋でアツアツにしたところに背脂でフタをするので、スープの熱い状態がかなり持続するのがよい。濃いめの味に脂も多め、そして加藤屋らしく魚の風味もグッと効いている。チャーシューの切れ端を刻んだものがたっぷりと入っていて,ゴハンとの相性も良さそう。
麺には全粒粉を含んだ(?)中細の縮れ麺を起用し、普通の中華麺に比べ(月並みな表現でいうと、ちょっとソバっぽい)いくぶんボッソリとした食感。

見た目にかなり脂っぽいルックスながら、しつこさクドさといったネガティブな要素はなく、また天下一品的ドロドロ高密度な「こってり」とは一線を画す「こってり」だと思う。


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