ラーメンにっこう＠彦根

せっかく滋賀まで来たことだ。ガソリンも安くなったことだしこの機会にかねてから気になってたお店まで足を伸ばすことにした。
通されたカウンター席には「ひこにゃん」がいた。
もし、仮に、このところ物議をかもしている奈良県のあの奇怪なキャラがひこにゃんの替わりにこんなところにあったらどう思うだろう？？？

周囲のお客の注文はつけ麺が多いようだったが、今回は初訪なので、あえて普通のラーメンが食べたく、注文したのは鶏白湯の「塩」。
作る様子をみていると、タレ＋ダシに加えて油（鶏油？）を別途加えているようだ。

やがて、あらわれた鶏白湯の塩。
この店は、アレだ。
ラーメン屋らしく開店１年にしてそれなりのアブラをあちこちに染み込ませながらも、器といい、内装といい、洗練されたセンスの良さが光る。
鶏の旨味がじわーっとくる柔らかい味わいのスープ、平打ちストレート麺のツルシコ感。そして、やがてスープから、昔、薪で炊いていた釜風呂の底板のみたいに浮かび出てくるチャーシューの大きさと肉の旨味。

コレは食べに来た甲斐があるお店だった。行って帰って、単車のオドメータでは往復で200km。それなりの距離ではあるが、ぜひリピートしたい。