ラーメン本丸@宇治市

近鉄京都線伊勢田駅から東に進み旧24号線を越えてさらにJR奈良線の踏切を渡ったところにあるお店。
開店してからもう3年ぐらいになるだろうか。以前に一度訪れたことがあり、サイトで紹介するための画像なども準備していたところだったが、記録を書きとめないままに時間が過ぎてしまった結果、印象が薄れてしまっていた。そこで本日再訪してみた。
開店当初真新しかった店舗は、ノレンの色褪せ具合や床に染み込んだ脂、「スープのうまい店」と書かれた掲示物等々の少しくたびれ気味なところなど、重ねた歳月分の風格を漂わせている。店内に入ると奥の厨房に大将が見えるが、客が来たことを認識しているのかどうなのか、無言であった。「お水はご自由にどうぞ」と書かれたところにコップとウォーターポットがあるので自分で水をコップに注いで席に着くと、まもなく水を注いだコップを持って大将が注文をとりにきた。(私のあとからやって来たお客も同じように自分で水を注いだあと席につき、そのあと大将は同じことをやっていた。)
ラーメンには豚骨しょう油の「ラーメン」、上質バラ肉チャーシューの「本丸ラーメン」、「塩ラーメン」、そして「新ラーメン」の4種がある。大将に聞いてみたら,「新ラーメン」ってのはスープがコッテリしているタイプのものだそうな。
今回注文したのは普通のラーメン。小ザルに入れたネギ、おろしニンニクと一緒に持ってきてくれた。
鶏ガラ主体ではなく、豚骨ということだが、見た目は典型的京都の背脂醤油ラーメン。スープは、もう少しダシの味が前に出ていてほしいところだが、来来亭のようなタイプのラーメンが好みだという人にとってはなかなか面白い味ではないだろうか。ただ、コショウと一味の辛みがけっこう強いので、家族連れで行った時など、お子様にはこの辛みそのままではきびしいと思う。そのように、辛みは強いが、後味がさらっとしていていつまでも口の中に残らないのはいいところ。麺は細目ストレートでかなり柔らかめ。チャーシューはモモ肉だろうか、5mm厚ぐらいでけっこう固い。この他に、デフォルトの具にメンマ、のり、半熟茹で玉子がついて580円はけっこう良心的。本日はお昼のサービスということで、セットのヤキメシも食べてみたが、刻んだチャーシューに染みた醤油ダレに由来する味以外に得に味付けがしてないような感じ。コチラは薄味主義なのだろうか?
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