「昼は定食中心、夜はお酒も飲める居酒屋風のラーメン店。」...と、昭文社たべあるきnavi「関西激うまらーめん」には紹介されているお店。11月20日に食べに行った。お店の駐車場はないが、近くにある駐車場料金の最大１時間キャッシュバックがあるそうだ。
「鉄道マニアがオーナーのこだわりラーメン」ということで、店内にはナルホド鉄道模型（含プラレール）、つり革、サボ等々..の鉄道趣味の品々が随所に散りばめられている。といっても極端なマニアックさではなく、あくまでインテリアとしての節度を保ったものであるためか、夜は「居酒屋風のラーメン店」として、さぞかし寛げそうな感じがする店内。
ラーメンのメニューは、しょうゆ・みそ・とんこつ・とんこつしょうゆの４種に別料金でチャーシュー、味玉、メンマの大盛り、ネギ大盛り、麺大盛りが出来るようになっており、定食の用意もある。また、午後５時からは「ちょっとずつ食べたい形のミニサイズメニュー」というのがあって、ラーメン各種、ごはんもの、一品が手頃な値段で楽しめるという気の利いたメニューがある。
今回は、基本メニューであろうしょうゆラーメンのみを注文した。京都府宮津市にある袋屋醤油店の醤油を使ったというそのしょうゆラーメン、見た目はいかにも典型的な背脂醤油なラーメンだが，うどんダシにも共通するような和風の魚ダシの印象がまず一口目に来る。そんなスープと、多加水気味のもっちりとしながら弾力感に富んだ細麺の組み合わせは、よくある京都ラーメン的な背脂醤油とはちょっとちがう味わいでなかなか面白い。メンマはコリコリと固めの食感。チャーシューは肉の味がたいへんジューシー。ていねいに作られたことがうかがえる、不自然な後味のない、好バランスなラーメンに思った。
近くだったら、きっと普段づかいに通いたくなるようないいお店だ。
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