麺屋かきゅう＠上新庄ロハスカフェ：シングル醤油豚骨ラーメンシンクロ+煮玉子

これは実感だが、有用な情報とはネット上よりも圧倒的に口コミである場合が多いように思う。いつぞや宇治の小倉に「てっぺん」が開店したという情報も、ソレを教えてくれたのは知り合いの高校生だったし、今回のお店もラーメン業界とは無関係の職場のお仲間だったりする。あ、上の画像は何の関係もありません。朝、狭い庭にはびこるムラサキツユクサがたまたま花を咲かせていただけのことです。

そのお店は、月に一度だけ、昼の時間帯に営業するという。
...というと関西のキモヲタからもり～んトコの「進化と歴史」と一緒やん。と突っ込まれそうだが、そうである。
が、 もり～んトコの「進化と歴史」と、実は一緒ではない。
もり～んの「進化と歴史」は、今や立派なラーメン店の店主であるもり～んが、自分の店で月に一度だけ提供するラーメンのナカミを全く変えて営業する、というカタチだ。

しかし、今回訪れたお店の場合は、そのお店の店主でなく、「鳳バース」というHNのブロガーさんが、大阪の阪急京都線上新庄駅付近にある「上新庄ロハスカフェ」（店名は「ロハスカフェ」のようだが同名の店舗は全国に散在するようなので、あえてこう書いておく。全国に散在...といえばなんだか宣言みたいだが、なんて思うのは私だけか？どうでもいいか。）で、月に一度だけ、しかも数量限定30杯だけで営業するという、そういうお店である。
そのため、ある意味非常にハードルが高い。が、今までがそうであったように私がこのブログで紹介したからといって、世間的には何の影響力もないことを、かれこれラーメンに関するあれこれをネット上に10年以上書き続けて来てよ～く実感しているので、もう、安心し切ってココに上げることにする。

そんなお店が、「麺屋かきゅう」だ。

思えば、ラーメン自作マニアが月一で店を出す...という、最近ちっとも自作しなくなった私にとっては、まさに夢のようなことである。

「オマエもやれば？」とかいう揶揄も聞こえてきそうだが、そうはいかない。その理由は明確だ。一定レヴェルの味をブレなくきちんとメニュー化して、商品として名前をつけてお金を取って営業するというのは、簡単なことではないからだ。ソレを鳳バースさんはやっているのだ。食べる前から、もうそれだけでリスペクトだ。

メニューを眺めに眺め、かなり迷って「シングル醤油豚骨ラーメン シンクロ」を煮玉子付けて注文。「シンクロ」だとラーメンが650円になるというので。（それは煮玉子込みで650円というのでなく、煮玉子付きで750円でっせ、ということだが）

 

 メニューを眺めに眺めたのは、そこに（　）書きで醤油に係るスペックが記載されていること。

さらには、大阪のお店なのになんでか謳い文句が京都推しである。一応京都人である私としてはどこの料亭・旅館なのか気になる（聞くの忘れたけど）。あ、でも、ここに書いてある醤油や味噌は、すべて京都と書いてはいるが、実は京都の亀岡で作られたものだとはお店のスタッフさんが教えてくださった。

で、コレが注文のラーメン。第一印象。「ネーミングから「豚骨」は取ったほうがいいんじゃないかな？」と思うほどに醤油ラーメン的。（「豚骨」の名がつくとどうしても、日頃よく行くお店の濃厚な豚骨ラーメンを想起してしまうので。）

味わってみる。やはり、醤油ラーメンである。しかも、非常によく出来た醤油ラーメン。冷静になって思い起こすと、「感動的に美味い」とまでは行かないけど、こだわりの醤油を使ったタレと、濃厚ではないけど、ほどよい豚骨ダシと、煮干しと、どんこ（干椎茸）からとったダシを上手に組み合わせてバランスさせたやさしい味わい。麺は多加水気味の中太でほんのり縮れ。チャーシューがまたラーメンスープの醤油感の上に一段と高い醤油感を感じさせてくれるとともに、しっとり柔らかくてニクの味もジューシーに来て美味い。ふっといメンマのザクボキ感よろしく、オプション煮玉子の半熟感よろしく、これはリピートしたくなる。

惜しむらくは、今後もおそらく「進化と歴史」と営業日がかぶることが多いだろうこと。

...あ、私、「進化と歴史」未訪です。もり～んにはゴメンだけど。

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【麺屋かきゅう】
11:00～　限定30食
月に一度だけ営業
営業情報は
「鳳バースのPoi Poi Cafe」
「ロハスカフェ公式ブログ」をチェック。

大阪市東淀川区豊新4-24-17
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