くすたろう@大津市中央二丁目:くすたろうロース会席100g

この日の夜は、ちょっと贅沢をすることにして電車でお出かけ。およそ2年前、コレと全く同じアングルで撮った画像に映る電車には「令和」のヘッドマークがあった。思えば、改元に伴う何やら浮き立ったムードだったあの頃に比べコロナ禍の今は、何かと気持ちが沈みがちな気がする。
お店正面の画像も、わざと2年前と同じように撮ってみた。
ステーキのメニュー一覧。
こちら会席料理メニュー一覧。2年前に比べると全体に1〜2割程度、価格が上がっている。提供する料理の質を維持するためにやむを得ないということだろう。今回はロース会席100gを注文。
撮っておくのを忘れたが、このお店ではナイフやフォークが出てこない。あくまで、お箸が基本。
この日の付出はスモークサーモンのマリネ。肉を食うモードになっているところにスモークサーモンの意外性。思えば、前に訪れた時も「切り干し大根と小間切れ肉」のマリネだったが、あの時も、「え!?この場面で切り干し大根!?」というところから始まったものだった。この意外性はきっと作り手の演出なのだろうと思う。で、まんまとその術中にハマるわけだ。
そして、とりあえずのビール。8月7日、この日は滋賀県下にコロナ蔓延防止等重点措置が適用される前日だったので、お店でお酒を楽しむことができた。もしこれが、翌日以降の予約だったら、酒類は注文できなかった。そして、予約を入れた時には、まさか世がこういうことになろうとは想像すらしていなかった。全く、ラッキーだったというかタイミングが良かったというか。
前菜は牛肉のひと口コロッケ。ガラスの器で涼やかさを演出。
この日の煮込みはスジ肉のちょいカレー風味。柔らかいニクにほんのりとしたカレーテイスト。
そして「くすたろう」名物の牛肉炙り寿司。
お肉が、とろけます。ムホホ。
ビールの後に、グラスの赤ワインをば。これも、もし明日だったら楽しむことができなかった。
本日のスープは桃のヴィシソワーズ。初めてこのお店に訪れた時にも味わった「え!?ここに、桃!?」な、衝撃の一品。思えば先日食べに行った「ぶれーど・う」での「桃のひやかけ」とか、桃という素材は案外いろんな料理に応用が利くものなのかも知れない。が、一品の料理に仕上げるのは、やはり作り手のウデだろう。
ボトルサラダはカップヌードルのサイズとほぼ同等。このお店に訪れた時の記録で毎回書くことだが、メインのステーキがやってくる前のこの時点で、そうとういろいろなものをいただいている。そのため、やはりステーキのサイズは100gでも、量的にはもう十分となる。
で、メインの牛ロースステーキ100g。醤油ダレで、わさびで、塩でどうぞというスタイル。今回はちょっと奮発してロースを選んだが、同行者が注文したランプ肉と比べてみたら、その違いは、アブラ感の差かなぁ?
「くすたろう会席」では注文時に「ごはん&味噌汁」or「ミニカレー」のどちらかを選ぶことになっているが、今回もミニカレーを選択。(たぶん)単品では味わえない一品。
デザートのフルーツ。青いムースのこの青は何を使ったものか?(キケバヨカッタカナ)
コーヒーは、暑い日だったのでアイスにしておいた。
なんにしても、食べに行くと、ゆったりと豊かな時間を楽しむことができる、とびっきりの素敵なお店であることに間違いはない。

くすたろうステーキ / びわ湖浜大津駅島ノ関駅上栄町駅
夜総合点★★★★★ 5.0

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