ラーメン伏見屋@R1外環横大路ちょっと南:焼めし定食

情報源はとしむねさんのHP。
ラーメンニュースRNN」によれば先月5月14日にオープンしたばかりという新店。

しかし、開店からひと月も経っていないというのに、新店独特の張り詰めたぎこちなさというより、既に長年続く老舗のような貫禄のある落ち着いたムードが漂う。
店内はけっこう広々としており、オープンキッチンをコの字状に囲むカウンター席は、15席はゆうにありそう。さらにカウンター席の後ろには靴を脱いで上がる小上がりのテーブル席が20席以上。
そして、厨房でラーメンづくりを取り仕切っているのは...先日惜しくも閉店してしまった宇治市三室戸の「味の名門 宇治店」で見かけた方達だった。
ところで、GoogleMapのストリートビューで見てみると、伏見屋が入る前にはこの店舗物件は飲食店ではなかったようだが、広めの厨房・席数の多いカウンター席&小上がりの座敷席というレイアウトも、どこかかつての名門宇治店に似通ったレイアウトである。

しかし、メニューの方はかつての名門とは全く同じというワケではなく、テーブルサービスでラーメン盛り放題だったネギだとか、無料サービスの大根キムチとかの名門でのお約束サービスもなく、また「牛めし」もない。
が、ここは名門ではないのだから、そのことをどうこういうものではないわなぁ。
で、本日は「焼めし定食」の(A)、ラーメン(並)と焼めし(小)のセットを注文。初訪なので、麺カタめとかネギ多めとかいう好みは言わないでおくことにしたが、言えば対応してくれるのかしらん?

で、やって来たラーメンはこんな姿。
見た目、非常に名門的なのは私としては嬉しい。

スープの味わいは、鶏ガラをメインに多めの鶏モミジと豚背脂をぶち込んだ寸胴を強火で煮出し、木べらで撹拌しもって煮詰めた、粘度のあるちょっとコッテリ目の、まさに名門のソレ的ダシ感。ただし、タレの醤油味がかつての名門とは別物。しかし、ソレはソレで懐かしくもありまた新鮮でもあり、美味い。さらにこのスープ、やっぱり多めの青ネギが本当に良く合う。スライサーでカットした薄めのチャーシューは結構タップリ入ってて、脂身のところのテロんとした味わいなんかも何とも美味い。ちょっと味の強めのメンマも、この手のラーメンにはやはりコレ、というところか。手間ヒマかけた極太メンマや繊細な穂先メンマとか、そういう世界ではない。が、それでいいのだ。

麺は京都のラーメンによくあるタイプのごく標準的な低加水気味ストレート細麺。特にカタめをリクエストしないでも、ちゃんとシャッキリとした食感を保ったところの程よい茹で加減で出してくれる。

定食の焼めし(小)。仕上げにほんのりと黒胡椒をふりかけて供される。タマゴ多めでふっくら。紅ショウガとの相性もよし。

お店の名刺サイズのカード裏には地図が書かれてあり、京都市街からR1を大阪方面に向かう方向に南下して行く場合の、側道からガード下をくぐる道が案内されている。
今回、「伏見屋」はかつての名門そのものではないけれど、名門ならではの味やムードを引き継いでいることを確認して来た。
いわばロードサイドのハコ店だが、ココはきっと今後もリピートすることになるだろな。



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【ラーメン伏見屋】
 11:00~23:00
 火曜日定休
 075-605-4066
 京都市伏見区横大路千両松町61-3
 P:あり(11台)
 

ラーメン 伏見屋ラーメン / 中書島駅伏見桃山駅桃山御陵前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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