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麺屋Aurum@三重県四日市市西日野町:塩
GW中に一度は出たかった日帰りツーリング。なんとなく、三重方面に足が向き、伊賀・玉滝の道沿いに咲く芝桜を愛でたあと、さらになんとなく、四日市方面に向かった。そして、なんとなく、既訪の有名店ではなく、未訪のちょっと興味深いお店を探してみた結果、開店時間前にたどり着いたのがこのお店。
下調べしたデータに依れば、開店したのは2012年10月1日だそうで、まだ一年と経たない新しいお店。
ノレンはない。そのかわりにお店の前には黒板があって、
ここに「営業中」の字が書かれたら、営業開始となる。
店内、ゴチャゴチャとしたモノを極力排し、スッキリとした空間をトコトン追求した感。おおよそラーメン店らしくないほどの非常にお洒落な超シンプルな空間。
意匠として面白いのは、丸みのある嵌め殺しの大窓。ここだけ見ていれば、なんだか冷暖房完備なかつての長距離列車の食堂車にいるような錯覚を覚える。
メニュー一覧。スープは塩か、醤油だけ。あとの選択肢はトッピングのみと、こちらも超シンプル。今回、メニュートップの「塩」を注文。
メニュー裏面は飲み物一覧。
ハシとレンゲは、このようにプラスティックの箱に入れて、お冷やと一緒に持って来てくれる。これも、店内を極力ゴチャゴチャとさせない「モノスクナクシステム」の一環だろう。とにかく、店内をスッキリと見せることについてはかなりの工夫とこだわりがあることがうかがえる。
で、しばらく待つ後やってきた「塩」。
スープはとくに清湯にこだわることなく、ある程度の濁りを許容する煮出し方をした出汁。見た目よりはあっさりとした風味ながら独特の魚出汁感とともに、独自性のある味わい。店先の黒板では「化学調味料不使用」を謳っているが、ともすれば無化調にありがちな頼りなさ感は感じないのは、化調に頼らないぶん、スープの土台となる旨味の出し方を、丁寧にやっているからだろう。青ネギ白ネギの両方を添え、メンマはスープの風味に寄り添い、控えめな味付け。
チャーシューは豚バラ肉を糸で巻いたりせずに煮たもの。けっこう分厚い。いい具合のニクの味、タレの沁み具合、柔らかい食感。
麺がまた秀逸で、低加水気味ながら決してヤワではなく、むしろカッチリとしたカタメの食感が持続する。画像に撮ると何の変哲もないように見えるわけだが、その辺はやっぱり実際に行って、味わってみないことにはわかりませんて。
開業してからまだ日が浅いこともあり、今後も変化&進化していく感がある。お店の雰囲気から、野郎だけで行くよりは若い女子を伴って行くほうが、いやむしろ女子だけで行くほうが似合うとさえ思える。私としては、ちょこっと前にグループで行った三重ツアーのような機会が今後あれば、ココは是非訪店候補に推したい。
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【麺屋Aurum】
11:00~15:00
17:30~21:30
水曜日定休
三重県四日市市西日野町606-7
P:あり(店舗裏手に5台分)
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