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ラーメンバンズ@龍大前:半濁鶏拉麺 塩味 鶏飯セット
この日の業務、集合が伏見稲荷前。ということなら最寄りのラーメン屋さんは「コンちゃんらーめん」の「なか房 稲荷店」ということになるのだけど、近頃意外な場所に意外なお店が出来ていることを知り、ソッチに向かうことにした。
その物件、かつては(おそらく龍大生をターゲットとした)賃貸不動産「かーすかりーる」があった場所だ。
かつて、ココを通りかかったとき、その看板に大笑いしたことがあった。「貸す借りる」...あまりにそのまんまやん...(ネット上には当時の姿も残っている)
ソコが、どうやら昨年の暮れあたりに、昼はラーメン、夜は串カツ居酒屋の二毛作営業の飲食店に変わったのだ。
さらに気になっていたのは看板に「PRODUCED BY 昭屋」の文字があるところ。現在は「頑固麺」が営業してるあの場所にかつてあった昭屋。コレ、どーなん。
メニューはシンプル。塩味か醤油味かのどちらか。鶏飯or豚飯のセットもキニナル。で、塩味の鶏飯セットを選択。
やがてやって来たラーメンは清湯でも無けりゃ濃厚鶏白湯でもないなるほどなあ...な、「半濁」。
味わってみる。けっこう、いい。研ぎすまされた清湯とも、(コンディションのいい)味の名門みたいにギタギタに鶏を煮潰したワイルド感でもない、半分濁った鶏のダシ。そこにある旨味と、角の立たない程よいバランスの塩気と背脂と揚げネギの香ばしさ。さらに、小口切り青ネギのみならず、刻んだカイワレと大葉(?)を絡めた緑の爽やかさがなんとも美味い。そういう味わいにちょっと頼りなげなストレート細麺が実はサクリと、本当によく合っている。
肉系の具には包丁刻みのチャーシューと炙りを入れた鶏つくね。ジューシーな味わいではないけど、チャーシューの醤油に沁みた感のアクセント。但し鶏つくねの味付けが強くてスープのなかではちょっと異質な感じ。
セットの鶏飯も鶏肉に青ネギ、刻み海苔、カイワレ、柴漬けと具沢山なところに...
半濁塩味のスープに浸していただくと、それぞれの具の渾然一体感がなんともいい。柴漬けの着色料のどぎつさはちょっとナァ...だけど。
天井の飾り付けやら、調味料やら酒のたぐいが並ぶ厨房は雑然とした雰囲気だけど、ラーメン店として営業する時間は完全禁煙と心得ており、また来てもいいかなと思うだけの内容はあると感じた。
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【ラーメンバンズ】
11:00~14:45
日曜・祝日定休
075-641-5166
京都市伏見区深草綿森町20
P:なし
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