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吟醸らーめん久保田@西洞院花屋町下ル
2007年4月5日にオープンしたお店。
株式会社アクトマンのサイト中にこのお店のことが掲載されている。
ところで、「吟醸」と「久保田」とくれば、左利きならすぐに新潟産のアレを思い浮かべることだろう。
(株)アクトマンのサイトによれば、このお店でいう「吟醸」とは、小豆島の吟醸醤油であり、「久保田」とはここの店長のこと。新潟産のアレとは何の関係もないようだ。
お昼時の訪問だったので、ランチメニューから「Aセット」=らーめん+焼き飯(小)を注文。
麺は麺茹で専用の湯を沸かした寸胴のフチにテボを引っ掛けて茹でる簡易茹で麺器(?)方式。スープはその横にあるさらに一回り大きな寸胴から雪平鍋に取り出して温める「小鍋系」方式で、鉢にスープを張るときに一瞬見えたそのダシ汁はとても透き通っていた、作業の手もとが見えなかったのだが、茹であがった麺を入れたあと、盛りつけたネギの上から軽く熱した油をかけている様子。かつて八幡市にあった「海老蔵」で見かけた手法だ。(コレを超ド派手にやらかすと、あの「めん○○一代」のようなパフォーマンスになるのだろう。)
また、セットの焼き飯を炒める作業はラーメンが出来上がるタイミングを見計らって取りかかり、ラーメンと炒飯をほぼ同時に出してくれた。
そんなふうに手の込んだラーメンはルックスからも想像できると思うが、非常にアッサリとした、またとても上品な味わい。そこから白醤油の存在を引けばコンソメスープのような感もある。そして食べている間にだんだんと白醤油の味わいをしみじみと感じる。多加水気味の中細で少し縮れ気味の麺もいい相性。
細切りに刻んだチャーシューも特徴的だが、刻んだベーコンのようなこの食感よりも、オーソドックスにスライスしたチャーシューの方がいいような気がする。(そういうことを言う客はチャーシュー麺を注文しなさい、ということなのかもしれないが)
ところで、ここにアップする前に、とある場面で私がこの「久保田」の感想を述べたとき、
「白醤油のラーメンは多々あるが、白醤油を「使ってみた」のではなく、甘みが強くて旨味が少ないという白醤油「ならでは」の特徴を生かしたラーメンはなかなかない。このお店はどうか。」
という指摘というか意見というか質問というか...を、ラーメンに対する要求レベルが非常高いことで知られるある方からいただいたのだが、うーん、どうなんだろう?
私にはそこまで白醤油ラーメンについての経験値がないのでなんともいえないのが本当の所かもしれない。また、仮にこのラーメンが白醤油を「使ってみた」結果だったとしても、他ではなかなか味わえないような上品さがあり、それがここのラーメンの美点であることは確かだと思う。
ただ、今ひとつインパクトに欠ける感もある。
お店の前には
「小豆島の醤油と感動の出会いから早三年
この醤油に命を吹き込むこと二年
表と裏、二つのスープはまさに感動
濁った表と澄んだ裏」
と書かれた幕が掲げてあるのだが、現在の超アッサリ吟醸白醤油はここでいう「裏」であり、やがて「表」も発売になる、ということなのだろうか?
あ、それからセットの焼き飯は、若干薄味ながらパラッパラでふわふわとした食感の見事な仕上がり。ラーメンと同様に非常にていねいな仕事を感じる、ラーメン屋さんで食べる炒飯の類いとしてはまさに出色ものだった。このあたりはホテルの中華料理店での経験がものをいうのだろうか。
今のところ、主力のラーメンがやや地味であり、また立地的にも有利とはいえない場所にあるが、この地域に根付いてほしいと思うお店だ。
京都駅から歩いていくと、人によっては少し遠いと感じる距離かもしれないが、観光地巡りだけではます感じ取ることのできない生活感豊かな京都の町屋の様子を同時に見ることも出来る。
また、夜営業ではらーめんにライスと日替わりのおかず3品がついて900円の「晩ご飯セット」という気の利いたメニューもある。
株式会社アクトマンのサイト中にこのお店のことが掲載されている。
(株)アクトマンのサイトによれば、このお店でいう「吟醸」とは、小豆島の吟醸醤油であり、「久保田」とはここの店長のこと。新潟産のアレとは何の関係もないようだ。
お昼時の訪問だったので、ランチメニューから「Aセット」=らーめん+焼き飯(小)を注文。
麺は麺茹で専用の湯を沸かした寸胴のフチにテボを引っ掛けて茹でる簡易茹で麺器(?)方式。スープはその横にあるさらに一回り大きな寸胴から雪平鍋に取り出して温める「小鍋系」方式で、鉢にスープを張るときに一瞬見えたそのダシ汁はとても透き通っていた、作業の手もとが見えなかったのだが、茹であがった麺を入れたあと、盛りつけたネギの上から軽く熱した油をかけている様子。かつて八幡市にあった「海老蔵」で見かけた手法だ。(コレを超ド派手にやらかすと、あの「めん○○一代」のようなパフォーマンスになるのだろう。)
また、セットの焼き飯を炒める作業はラーメンが出来上がるタイミングを見計らって取りかかり、ラーメンと炒飯をほぼ同時に出してくれた。
そんなふうに手の込んだラーメンはルックスからも想像できると思うが、非常にアッサリとした、またとても上品な味わい。そこから白醤油の存在を引けばコンソメスープのような感もある。そして食べている間にだんだんと白醤油の味わいをしみじみと感じる。多加水気味の中細で少し縮れ気味の麺もいい相性。
細切りに刻んだチャーシューも特徴的だが、刻んだベーコンのようなこの食感よりも、オーソドックスにスライスしたチャーシューの方がいいような気がする。(そういうことを言う客はチャーシュー麺を注文しなさい、ということなのかもしれないが)
ところで、ここにアップする前に、とある場面で私がこの「久保田」の感想を述べたとき、
「白醤油のラーメンは多々あるが、白醤油を「使ってみた」のではなく、甘みが強くて旨味が少ないという白醤油「ならでは」の特徴を生かしたラーメンはなかなかない。このお店はどうか。」
という指摘というか意見というか質問というか...を、ラーメンに対する要求レベルが非常高いことで知られるある方からいただいたのだが、うーん、どうなんだろう?
私にはそこまで白醤油ラーメンについての経験値がないのでなんともいえないのが本当の所かもしれない。また、仮にこのラーメンが白醤油を「使ってみた」結果だったとしても、他ではなかなか味わえないような上品さがあり、それがここのラーメンの美点であることは確かだと思う。
ただ、今ひとつインパクトに欠ける感もある。
お店の前には
「小豆島の醤油と感動の出会いから早三年
この醤油に命を吹き込むこと二年
表と裏、二つのスープはまさに感動
濁った表と澄んだ裏」
と書かれた幕が掲げてあるのだが、現在の超アッサリ吟醸白醤油はここでいう「裏」であり、やがて「表」も発売になる、ということなのだろうか?
あ、それからセットの焼き飯は、若干薄味ながらパラッパラでふわふわとした食感の見事な仕上がり。ラーメンと同様に非常にていねいな仕事を感じる、ラーメン屋さんで食べる炒飯の類いとしてはまさに出色ものだった。このあたりはホテルの中華料理店での経験がものをいうのだろうか。
また、夜営業ではらーめんにライスと日替わりのおかず3品がついて900円の「晩ご飯セット」という気の利いたメニューもある。
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