祇園 源右衛門@八坂さん前・京都祇園ホテル1F

滋賀県庁前の「幻の中華そば加藤屋」プロデュースのお店が、いよいよ祇園にデビューすることとなった
この日、レセプションへのオファーをいただき、久しぶりに祇園界隈へ。
あいにくの雨。でも、冬の雨にしっとり濡れる祇園も悪くはない。
交差点にあるベンチの傍らで、鉢植えの早咲き梅が甘い香りを漂わせていた。

場所は、祇園ホテルの1階だという。
泊まったことはサスガにないけど、夏のビアガーデンとかなんとかで何度か訪れたことがある。
いつも間にやら玄関横はスターバックスコーヒーになってたのね...。

そして、ホテル入り口スタバの反対側(東側)はこんな風になっていた。「煮干しの中華そば」の暖簾の字は、見る人が見ればすぐにわかる、あの「カトヤ・ロバート」フォントによるもので、見る人が見れば「ああ、カトヤが祇園に来たんだな」とすぐにわかることだろう。(そういう人が世の中にどれだけいるかはともかくとして、滋賀県庁前の加藤屋ファンならきっと時めくことでしょうw)

主力の中華そばは、当面、塩と醤油の二本でいくそうだ。上の画像は塩。メインモニターは加藤屋大津草創期からの常連さん。
田作りトッピがチャーミング。

私は醤油をいただくことにした。塩にはあった田作りトッピがないが、ルックスデザインは現在考え中ということなので、正式オープン時には多少いでたちを変えて来るかもしれない。
加藤屋では醤油ダレに滋賀の地醤油を使っているが、ロバート曰く、源右衛門の開業に際しては、滋賀の地醤油と京都・小川醸造のツルヒョー醤油(少し古い情報では第一旭たかばし、寺田、南インター店・味見鶏まるめん・山科椥辻のビッグラーメン等のタレに使われている。)のブレンドで仕立てたものを作ってみたとのこと。ハナシとしては、まあ、そういうことらしい。
しかし、私の舌は、そのスープを味わったところで、「ウン!これは○○のナニナニ醤油だな!」と言い当てられるものではない。
ただ、大津の加藤屋で提供しているラインナップに比して、よりハッキリと角をたてたような味の方向性をもっており、特に醤油においてはその傾向が顕著なことは味わってみて感じたこと。
そしてこの醤油、煮干油を加えた味と香りが大変奥深く、非常に美味い。
(だからやっぱり、シンボルとしての田作りトッピはあった方がいい。)
また、滋賀県庁前加藤屋では、メンマの存在感をなるべく前に出そうとしたデザインだが、ココ源右衛門では、あえてメンマを薄くスライスし、老若男女抵抗なくのど元を過ぎて行くよう配慮している。
「出汁文化」の関西。しかもその主力はあくまで「鰹と昆布」。
そんな祇園のど真中であえて「煮干」の魅力を問うてみる、というのが今回のコンセプトだそうな。


また、ラーメンとともに、お寿司にも力を入れてやって行こうとしているとのこと。煮干しの香り豊かなラーメンとともに、巻き寿司&稲荷をいただく、というのは、コレまで祇園になかったスタイルかも。

さらには、トナリで「祇園ちょぼ福」のたこ焼きを買って帰ることもできる。
(せっかくいただいたタコヤキ、あいにく留守の間に家族に全部喰われてしまい、味わうことができなかった(涙))
それはともかく、祇園でラーメンを楽しみ、お寿司つまんで、オミヤに京風たこ焼きを持ち帰れるというところがポイントか。
ともあれ、一度お試しを。

2月14日(日)、正式オープン!





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