天極製作所@近江八幡市江頭町:鶏と煮干しの白湯ラーメン&こく旨!鶏塩ラーメン

およそ3年前、「鶏と魚介の中華そば」と「焼きあご柚子ラーメン」の二種を始めたばかりの頃に初訪問したこのお店、SNSから流れてくるお仲間さん情報では、近頃ずいぶんイイ感じみたいなので、ならば、と、行ってみた。入り口扉の傍に









と、ハッキリ書いてあるようになっている。
以前からそうだったと思うが、昼間はラーメン店として、夜は居酒屋として営業するお店。
年末年始の営業情報もあったのでアゲとくね。
入り口扉を開いて階段を降りるところに「祝十周年」の生ビール樽やら一升瓶やらがたくさん置かれてあった。
靴を脱いで上がる店内、カウンター席に案内される。現在のメニューは画像のように「焼きあご柚子ラーメン」から「濃厚鶏出汁の和風カレーラーメン」までの9種。上段にあるものほどアッサリで、下に行くほど濃厚なものになるそうだ。
これらの中から今回、ワタシは「鶏と煮干しの白湯ラーメン」を、同行者は「こく旨!鶏塩ラーメン」を注文。
やがて、トレーに載っけて運ばれて来た「鶏と煮干しの白湯ラーメン」がコレ。
白いところを小口切りに。青いところを千切りにしたネギだけを盛った素ラーメン状態。この状態で出すというところには、スープと麺だけの状態をとことん味わってほしいという作り手の想いがきっとあるんだと思う。実際、ぽってりとした粘り気を伴う鶏白湯スープと煮干し出汁の絶妙の組み合わせと、

北海道産「春よ恋」100%にこだわった麺の特質がふんだんに楽しむことが出来る。
具材のバラ海苔・メンマ・鶏と豚のレアチャーシューは完全別皿で提供。バラ海苔は食べる途中から味変的にスープに足してよし、メンマとダブルチャーシューはそのまま食べて良し、スープにひたして味わってもヨシ。また、鶏のチャーシューも豚のチャーシューもしっとりしつつ歯で味わう食感もよろしく、かつ、肉の味わいもジワワと来て、実に秀逸な仕事を感じる。
一方コチラ、同行者注文の「こく旨!鶏塩ラーメン」。
やはり具材は完全別皿にして、こちらではバラ海苔の代わりに冷凍された刻み柚子皮が付いてくる。
ちょっと味見させてもらう。
実にシンプルな鶏の旨味にどぎつくない塩味。本当にあっさりと、優しい感じ。余計な物を加えない、素直な味わい。 スバラシイ。
「鶏と煮干しの白湯ラーメン」も「こく旨!鶏塩ラーメン」も、無化調ゆえの頼りなさを感じさせることなく、鶏なら鶏の、煮干しなら煮干しのストレートな旨味が余すところなく籠められている感じが、自分には、刺さる。
これならば、他のメニューもまた是非訪れて味わってみたいところ。
ああ、ホント、美味しかった。

天極製作所居酒屋 / 篠原駅
昼総合点★★★★ 4.5

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