ラーメンあおやま@枚方市南楠葉:7/17限定羅臼昆布と鶏節の冷やしそば&鮭のレモンバターおにぎり

この日、何が何でも限定30食にありつくべく、ポール狙いでかなり早めに赴くも、すでに先客1名。ポールポジション獲得ならず2番手に着く。

ポールポジションのヒトとラーメン談義しながら約1時間。そしてノレンがかかる。

注文は、この日の限定一択。おにぎりもモチのロンで注文。ところで、「鶏節」って、ナンジャろか???と思っていたが、鰹節の製法で鶏肉をアレして作ったものが世にはあるらしく、そんじょそこらのスーパーで入手できるものではないようだ。

その鶏節を、店主ピラニスト青山氏が特別に見せてくれた。

 

節の塊で納入されるのでなく、あらかじめ薄削りになったものが業務用食材となっている。さらに香りを試させてくれた。なんと、鶏白湯スープのあの感じとはまったく違う、花鰹そのものに限りなく近い感じ。思えば、鰹でもサシミやタタキで食うのと、削り節とでは香りも食味もまったく違うもの。煮蒸・焙乾・放冷を繰り返すことで、こんな風になるわけだ。鶏ができるなら、ブタとかウシでもできるのだろうか???

開店時には20名超の行列になっていたかな?ファーストロットの注文は皆おしなべて「本日の限定」。そりゃそうだろう。

一度に四杯ずつを、丁寧に仕上げていく。

 

そしてやって来た本日の限定「羅臼昆布と鶏節の冷やしそば」。5枚の酢橘は適宜つぶしもって味わってくださいとのこと。 

ひとくち目に来る節の燻製香。羅臼昆布と合わさった上品でありながらしっかりとした出汁感。うほっ。
バーナー炙ってブラックペッパーを散らせた鶏チャーシューが上品な出汁感のなかでワイルドに躍る。レッドオニオンと大葉の鮮烈感と組み合わさる。そして、全粒粉含みの麺の弾力感。これらをヒヤヒヤとスルスルと啜り込む。法悦のひと時のうち、ふと我に返って、出汁に湿りかけた海苔を喰らう。嗚呼。
 

そして「鮭のレモンバターおにぎり」。
なんですかこのバターと渾然一体となったレモンの香りは!
...鮭をバターでムニエルにしたところにレモン汁を加えていただくことはある。このおにぎりには鮭のバタームニエルレモン汁添えでは感じ取れないレモンの香りが「ほわっ」と来る。確かに、それはおにぎりなんだけど、そのレモンの香りはあたかもちょっとなつかしいレモンケーキのような香ばしさ。ほぐした鮭と出汁とバターとレモンとで、ホントにコレが100円でいいのか?

いや、まったく、素晴らしかったです。 

ラーメン あおやまラーメン / 樟葉駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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