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宇奈月@滋賀県甲賀市甲賀町:中華そば(並)
実に、初訪。長年、行きたいなぁ行かなくちゃ(いつでも行けるくせに)だったお店。
先月訪れた三重県四日市の「喜楽」と同様に、何も情報がないままに現地に行けば、まさかここにラーメン店があるとはちょっと思えないような、どちらかというと寿司屋か割烹のようにみえるお店構え。
加えて、お店の玄関口から見る風景はこんなである。田んぼのむこうに遠く、二羽のアオサギがエサを探しているのが見えた。
とまあそんなお店なんだけど、かつて京都の松ヶ崎にあって、滋賀県守山市に移転した「山さんラーメン」、山科の三条通で営業していた「いちまさ」とともに、「伝説の岩倉屋台ラーメン3店舗」の一つであることぐらい、いにしえからの京都のラーメンに詳しい人の間では常識だったりする(らしい?)。
ともあれ、古くからの名店としてかなり名の馳せたお店であり、実際にこの日も、こんなロケーションの中で一見ラーメン店とは見え難い店舗に外待ちの行列が出来ていたことがその証左であろう。店内がまたユニークで、厨房をL字に囲むカウンター席でいただくのだが、そのイスは畳敷きのロングベンチでさらには屋内なのに庇を設えた演出がなされており、なかなかにレトロな和風ムード。
メニューは厨房の食器棚に掲げられた紙短冊。中華そば専門というより、中華そばとお寿司とお酒の店。お寿司三切れ付きのセットが気になりつつも、本日二軒目につき中華そば「並」のみで注文。
動物系の出汁それなりに豊かなスープ。鰹の風味も感じられる。
小さめの茹で釜で平ザルでとる麺の茹で方。
結果的に出て来た麺はかなりユルユルのヤワヤワだが、これが京都古来のスタンダードなのかも。
ひとつ気になるのは店内で、品名のところに手書きで「生メン」と書いたゆうパックの段ボール箱があって、送り主のところに「来々軒食品加工所」という名を見つけたこと。そこに書かれてあった住所をググると、地図上になるほど「来々軒」なる文字が見えた。ほー、こんな麺屋さんもあったのか...。
途中で、テーブルサービスのニントンに手を出すと、スープの性格がガラッとニンニクトーガラシになるのも、知っておいて損はないし、むしろ積極的に味わうべきポイントかと。
とかく、こういうクラシカルなお店は、一度は訪れて、そこにある空気を吸っておきたいもんだ。
因みに、昔のことを知る資料としてはネット上に、こんなのや、こんなのが残っている。
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【宇奈月】
11:30~14:00
17:00~22:00
日曜祝日休業
0748-88-2451
滋賀県甲賀市甲賀町田堵野339
P:あり
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