幻の中華そば加藤屋 伏見にぼ次朗@伏見区深草西浦町:森 次朗

当分は夜営業だけで続けるらしく、ナカナカ行けそうにないなぁと思っていたが、近くで夕方にハネた仕事があったので、コレ幸いと訪れてみることにした。

メニュー構成は南草津の「にぼ次朗」と全く同じ。「にぼ系」と「森系」の2系統。
今回は、南草津で食べた印象ではよりインパクトのあった「森系」を「次朗」で注文。

ああ、これだこれだ、この出で立ちだ。本日、キャベツがちょっと少なめかな?ヤサイマシコールすればよかったかなぁ?まあとにかく今回は初訪なので、コールは「ドノーマル」で、翌日のことがあるのでニンニクは「ヌキ」とした。

アップの画像を撮った後、

鉢の底に沈む醤油ダレと麺、具を一気にかき混ぜ、「天地返し」の作業をおこなったあと、ズゾゾとかっ込む。
見た目のジャンクさとは裏腹に、加藤屋流ならではの、あのペロッと平らげてしまえる、決して「キツくない」味わいは、ここ伏見にぼ次朗でもしっかり味わえる。
しかし今回、率直なところ残念ながら、南草津で味わった「森次朗」に感じた充足感には至らなかった。
まず、「ヌルい」。
器を十分に温めていないせいか、食べ始めのホカホカ感がどんどんスポイルされて行き、途中でかなり冷めてしまうように感じられること。
そして、「肉が硬い」。
ブタ肉は、提供される直前にステンレスの器に置いてガスバーナーでゴォォと炙られるが、そういう細工をする以前に、あの肉の硬さは何とかならないものだろうか。「食べログ」に寄せられているある方の口コミでは、「南草津とは違い、温めて柔らかくしておけるスポットがキッチンにない」そうだが、今の硬さをそのままにいくらバーナーで炙ってみても、とりわけ南草津を知るお客にはたちまちソッポを向かれてしまうのではないか。
さらには、店内に侘しく響くラジオの音、照明の加減か、店内を支配する、寒々とした薄暗さ。それは、「隠れ家的な落ち着き感」を演出しようとした暗い照明とは別物の青白い暗さ...。
まずもって、「加藤屋にぼ次朗」が京都市内に店を構えたことについては、素直に喜びたい。
そして、南草津の2号店「にぼ次朗」が開店した時もそうであったように、オープンしてからも少しずつ改良を加えて、より多くの人に「食べに来てよかった」と思ってもらえるようなお店に、ぜひぜひなって欲しいと、切に願う。
今後、現状のままで留まっているということは、きっと無いと思いたい。だから、いずれしばらくしたら、また訪れてみようと考えている。


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【幻の中華そば加藤屋 伏見にぼ次朗】
18:00~24:00【暫定。今後、昼営業も行われる可能性あり】
月曜日定休
075-645-7600
京都市伏見区深草西浦町4-56-1

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