京都のおうどん屋さん たなか家（や）＠井手町井手玉ノ井：京都拉饂麺（きょうとらうめん）

店内の庭にホテイアオイの花がまだ綺麗に咲いている「たなか家」では、昨日から新メニューが正式に発売された。

1990年代より御自身のサイト「関西ラーメンめぐり！」を中心に、継続的に、また精力的に情報を発信し、関西の麺類文化発展に大きく寄与されているPAPUAさんが、このところの話題として「黄そば」をよく取り上げられている。
この「京都拉饂麺」はそういった「黄そば」とは全く別のもの。あくまでもソレは「うどん」なのだという。
でも、ラーメン感覚で食べられるというナンジャソリャなメニューである。

詳細なスペックについては、たなか家店主御自身のブログの中に詳細があるので、ソチラを参照していただくとして、今回は食べてみた感想を述べることにする。

まず、ラーメンなのか、うどんなのか、どっちかと言えば、コレは明らかに「うどん」である。

なぜなら、麺が「うどん」だからである。この点で、いわゆる「黄そば」とは全く別モノというわけだ。
さらにそのうどんは、通常のたなか家のうどんとは別に作った京都拉饂麺専用の麺とのこと。その辺りのこだわりが「たなか家」らしいところだ。
スープ（と呼んでいいのか？ま、いいや）の方になるべくラーメン的な味わいを盛り込むべく工夫したということは、食べてみるとよくわかる。白濁した液体は、豆乳ベースかなぁ？（コレは私の勝手な想像です）見た目は担々麺風だが、たじろぐような辛さはなく、多少辛いのが苦手という人でも大丈夫じゃないんだろうかと思えるホンノリとした辛み。青ネギはもっとドバッとある方がいいなぁ。
具がない分は、天ぷら類で補うといいだろう。

今回は鶏天と一緒にいただいた。
「非常にラーメン的なうどん」、なかなか面白かったです。数に限りがあるので、狙っていくならお早めに。

ところで、このところスーパーに買い物に行くと、ネギがやたらと高いが、「たなか家」の朝採野菜は各100円。
ネギと栗、ムラサキズキンの黒豆、それぞれ買って帰りました。その味の美味いこと！
あ、コレも早いもん勝ちです。

近くに「たなか家」があって、本当によかった。

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10:30~14:00
日祝日＆第１・３・５土曜日定休
京都府綴喜郡井手町玉ノ井20-1
P：あり