麺屋五山新堀川店＠横大路下三栖

以前は「しなとら」だった場所に2007年２月から開店しているお店。

「しなとら」は名古屋の会社が本州と四国各地に広げる広域チェーン店だったが、ここ「麺屋五山」は「しなとら」とは全く別の京都発のチェーン店。この日訪れた新堀川店の他に現在、長岡店・南インター店・西院店があるらしい。

注文したのは背脂醤油の「五山新味」。

麺屋五山では、今年の夏を過ぎたあたりから麺屋棣鄂の協力を得てメニューコンセプトの見直しをはじめ、新堀川店では今月12日から新メニュー化したそうだ。

そのコンセプトやメニュー開発の様子については麺屋棣鄂のブログ「棣鄂日誌」のカテゴリ「オーダーメイド麺」に詳細が掲載されている。

また、平日の昼どきサービスで麺大盛りで注文。

ラーメンが届いたのは注文してから３分と経たない間だった。

表面には多めの背脂が浮かぶが、コッテリ気味ながら脂っぽいクドさは感じさせないスープ。動物系の出汁はしっかりと出ており、なかなかウマい。

そして、棣鄂製のオーダーメイド麺はかなり細目のストレート麺。食べはじめのところでは、麺の角のところを口が感じ取るようなしっかり感とざっくりした硬さが心地よく、なかなか主張を感じる。だけど少し伸びが早いのか、食べ終わるころにはすこしヤワに感じた。

ただ、大盛りを注文した分、食べるのに時間がかかっていることは加味しておきたい。そのあたり、替え麺で対応するシステムであればありがたいところだ。

いずれにしても、チェーン店のラーメンにありがちな化調の後味も少なく、また来ようと思えるお店だった。

麺屋五山ウェブサイト