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麺屋 たけ井@城陽市観音堂:ラーメン(中)
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去る1月19日(水)にオープンした麺屋 たけ井に(やっと)行ってきた。この日が開店してから初の土曜日ということで、お客の出だしも多いことだろうと早めについて「ポールポジション」ゲット。
実は開店前からある情報筋から聞いていたのだが、千葉・松戸の「中華蕎麦 とみ田」の系列店で修行された方がこのたび関西に初出店されるのがこのお店である。オープンの日にはとみ田の店主も来ていたそうだ。
その「中華蕎麦とみ田」、かつて無鉄砲の赤迫代表がつけ麺修行に門をたたいたお店であることは、知る人ぞ知る話である。
そして、「俺のラーメンあっぱれ屋」からも。...開店10分前ぐらいになると急に人が増えて、開店時には約20名程度のお客を前にノレンがあがった。
開店前に、回覧用に渡されたメニュー。食券制であり、ノレンをくぐったスグ右に券売機がある。オープン後しばらくは大盛りとサイドメニューはナシで行くようだ。また、営業時間も1月18日に電話にて確認したところ、当面は11時~15時の昼営業のみとのことである。
店内、カウンター席が5席と小上がり席が3卓分。カウンター席からは厨房の様子がアケスケで、マニア的にはとてもいい感じ。麺箱には「心の味食品」とある。
本日、注文は「ラーメン並」。あれ?メニューではラーメン(中)だったぞ。ま、同じ意味だろうから突っ込まないでおこう。そのうち修正されるだろう。
ラーメンいっぱいの麺量は120g~150g程度が一般的だが、ここの「ラーメン並」の麺量は230gと結構なボリューム。
程良く分厚く、デカく、そして柔らかいチャーシュー。メンマは同じ城陽市内にあるあっぱれ屋のソレほどに強い主張はないが、でも十分に存在感があり、ザクボリのひとときが味わえる。関東発のラーメンらしく、ネギは白ネギで、その下にはゆず皮がさりげなく置かれている。
十分に濃厚なスープは「豚骨魚介醤油」という文字だけであらわしてしまうと、今でこそ京都のあちらこちらで食べることのできるありきたりなイメージになってしまうが、その実、あっぱれ屋とも、しゃかりきとも、はたまた無鉄砲グループのWスープとも違う独自の味わい。このお店の師匠格である「中華蕎麦 とみ田」の味を私は知らないので、比較はできないが、少なくともこれまでに京都や滋賀にはなかった味わいという点では新鮮。濃密な豚骨ダシと程良く組み合わさる魚介系の味と香りは秀逸。そのスープの味わううちに、チラリチラリと柚子の香りが顔を出す。もし何の予備知識もなしになんとなくこのお店を訪れていたとしたら、きっとぶっ飛んでしまうほどに驚くほどの美味さである。麺については全粒粉が配合されているように見える太めのストレート麺。もっちりとした食感。また、麺をスープに合わせるときに、麺線の流れを綺麗に揃えるという細やかな仕事を必ずおこなうのは、中華蕎麦 とみ田の系列ならではの作法ときく。
実は開店前からある情報筋から聞いていたのだが、千葉・松戸の「中華蕎麦 とみ田」の系列店で修行された方がこのたび関西に初出店されるのがこのお店である。オープンの日にはとみ田の店主も来ていたそうだ。
その「中華蕎麦とみ田」、かつて無鉄砲の赤迫代表がつけ麺修行に門をたたいたお店であることは、知る人ぞ知る話である。
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オープン後四日目だが、店先にはとみ田店主からのものをはじめ、多くの花が飾られていた。
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地元民的ローカルな視点でみれば、城陽という土地は喜喜天、第一旭寺田店、ほそかわ城陽店、ラーメン屋台と、どちらかというと古くから京都に根付いてきた古典的なラーメン店が定着しているところだが、「俺のラーメンあっぱれ屋」と同様に、これまでの古典的な価値観のラーメンとは、また違う食文化に育ったラーメンを食べさせてくれるお店が今後どのように根づいていくか、非常に興味深いところである。
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【麺屋 たけ井】
11:00~15:00
(今のところは)年中無休
0774-55-0900
城陽市観音堂甲田48-2
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