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麺屋豊@野洲市冨波乙:魚介醤油&ちゃんぽん

滋賀のラーメンフリークな皆様ならとっくにご存知のことだと思うが、かつてここで営業していた「ラーメン奏」が2020年末の営業を最後に東京・駒込に移転していった。その後の物件に入ったのがこの「麺屋 豊」。かつては草津市駒井沢町で営業していたそうだが、ワタシは全くノーマークだった。(なんでかな?)
「ラーメン奏」だった頃、店舗裏側にあった契約駐車場は今はない。けれど、お店斜め向かいのドラッグユタカ駐車場は以前と同様に契約駐車場になっているので車で行くにはとても便利。
店前には写真付きメニューが掲示してある。お店に入る前から、何を注文しようか品定めが出来るのはアリガタヤ。
で、お店に入るとすぐ右に券売機。この券売機を含め、L字カウンター席が厨房を囲む店内レイアウトは「ラーメン奏」だった時とほぼ変わらず。もちろん今の御時世ゆえ隣席とはアクリル板で仕切られている。
今回、ワタシは魚介醤油を、同行者はちゃんぽんを注文。
先に出来上がってきたのは魚介醤油。お店の外に掲示されていた写真付きメニューでは「醤油らーめん」という名だったが、その「醤油らーめん」を「魚介醤油」として呼び名だけを変えただけのか、はたまた従前の「醤油らーめん」の味を見直し、新たにモデルチェンジさせたのがこの「魚介醤油」なのか、そのへんは確かめていないのでなんとも言えず。いずれにせよ、この日のコレは「魚介醤油」であることに変わりはない。ぶ厚い豚肉チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、まるごと一個の味玉。
自家製麺の中太ストレート麺は切刃番手15番?16番?あたりか。自作ラーメンで鋳物製麺機の切刃を使って切り出す麺にも似た、主張のある食感。スープの魚介ダシ、ぎゅっと迫ってくる。タレがよく染みた厚手のチャーシューのボリューム感と味わい、噛めば中の黄身トロ~ンの味玉。突出した特徴があるわけではないけれど、トータルで美味い。ここに移転してくる前も、こんな素敵な味だったのだろうか???
そしてコチラ、同行者注文のちゃんぽん。スープはあっさりとしたもので。いわゆる「近江ちゃんぽん」になるのだろうかコレ。昨今、「究極の黄金ダシ ガッツリ野菜」のちゃんぽん亭FC店が自分の生活圏内にはコレデモカ的に展開しているため、却って有り難みを感じないものだが、ソレはソレとして麺屋豊のこのちゃんぽん、具材の、とりわけ野菜の多さがハンパではない。「なかなか麺にたどり着けない」とは、同行者の弁。よって、お得感、非常に高め。そして、途中からテーブルに置いてある酢を加えて楽しむのも近江ちゃんぽんのそれ。自家製麺で、作り手の顔と仕事の様子を見て楽しむことが出来て、コストパフォーマンスも高い。かつての「らーめん奏」とはまた違う良さが光るお店だと感じた。リピートは、アリだ。

麺屋 豊ちゃんぽん / 野洲駅
昼総合点★★★★ 4.0

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