中華そば かつぶし太郎@松阪駅前:汐そば&醤油そば

今回は同行者のリクエストでコチラへ初訪。なんでも、ブックマークしている某YouTuberが何度もリピートしているラーメン店らしい。
駐車場は、店舗が入っているビルの裏側にある。21台分停められる。が各駐車スペースの車止めブロックには「新粋」とか「MARUI」とか書いてあって、初めて訪れる身には、どこに停めていいのかが分からない。そこで、念の為お店スタッフに確かめてみると、「あ、どこでも停めてもらって結構です」とのこと。(それやったらわざわざ車止めブロックに店名入れなくてもいいと思うけどねぇ。)
お店が入っているビルのアプローチには、バリアフリーへの配慮がある。私達が訪れた時、車椅子のお客さんもほぼ同時に入店されていた。ただし、トイレはバリアフリー対応ではなかった。
テーブルにあった「お品書き」。
新発売「味噌味の中華そば」をトップに、昆布水つけ麺、ダシ混ぜそばと続く。今回はキホンの味が知りたくて、同行者が「醤油そば」を、ワタシは「汐そば」を注文。
出来得る限り三重県産の、あるいは松阪産で地産地消に務めるコダワリの食材は、このカンバンに書かれていることのみならず、A6サイズのお店紹介パンフレットには、化学調味料不使用と明記するとともに、そのコダワリは醤油や塩にも至ることをうかがわせる。
昆布水つけ麺も大いにキニナールだったんだけどねぇ。
このお店、お冷の代わりに烏龍茶飲み放題。
あれこれと店内を観察しているうちに、出来上がってきた同行者注文の「醤油そば」。豚バラチャーシューに穂先メンマ、刻みタマネギ、水菜。そして食用ナズナで可愛らしく。この食用花の飾り付けは季節によって変わるようだ。
続いて、ワタシが注文した「汐そば」。こちらは豚バラでなくって焼き目を付けた鶏モモ肉に穂先メンマ、食用ナズナ。醤油そばに白い鉢、汐そばは黒い鉢。
三重県産ニシノカオリ配合地元小麦全粒粉仕立て切刃番手18番ストレート中太麺、麺の食感が主張してくるとともに、「汐そば」ではカツオ出汁のキリリがブワッとクル!「醤油そば」では、醤油感とカツオ感がまたキリリとクル!
A6サイズパンフレットによれば「枕崎産さつま枯本節、北海道産羅臼昆布、瀬戸内伊吹いりこ使用。昆布は長く寝かせたものを通常より多めに使い、削り節といりこは焼成し、更に水分を抜いてからだし取りしています。」とのことだそうだが、実際味わったところでは「わぁー!鰹キリリ!」という単純な感想になるワタシのアサハカさ。
ところで、「醤油」も「汐」も、スープに浮かぶ「油」についてはどのようにしているのだろう?そこが非常に気になった。A6サイズパンフレットにはこのお店の食材スペックについて、色々詳しく書かれているのだが、その中に「油」についてのコメントは、ない。が、「醤油」も「汐」も、ラーメンとしての「美味しさ」を演出するパーツとして「油」が担う役割は結構大きい。勝手な想像では、キャノーラ油のような植物性の油に鰹節を落とし、極弱火で香りを油に移す…という調理はやっているんだろうなぁ…と思う。食べ終わって会計時に、厨房スタッフに聞いてみようか、ずいぶん迷ったが、いきなり訪れたイチゲンサマが、いきなり根掘り葉掘りとマニアックな質問をするのは、なんだか気が引けて、結局聞けずじまいにお店をあとにした。
このお店について、後からいろいろ調べていくと、株式会社マジェスティックダイニングが経営する、つまりは個人経営店ではなく、資本系のお店ということになるようだが「ちゃんとしたものを納得行く価格で美味しく提供してくださる」というところはキチンと貫いていると感じた。とてもいいお店だと思った。


中華そば かつぶし太郎ラーメン / 松阪駅
昼総合点★★★★ 4.5

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