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麺将 重厚軍団@京都刑務所矯正展 サテライト屋台:矯正展オリジナル和風とんこつラーメン

昨年、大人気を博した麺将 重厚軍団@一乗寺のサテライト屋台店舗が今年もやってくるというので馳せ参じる。

麺将重厚軍団としての矯正展への出店は、今年で二度目だが、矯正展自体は今回で42回を数えるらしい。年に一度の開催だとしたら、今年は2019年だから、2019−42=1977年。つまり、昭和47年が初開催の年だったことになるのだろうか。昭和47年といえば、「東山区山科」が「山科区」となり、また現JR湖西線が旧国鉄湖西線として営業を始めてしばらく経った頃である。その当時、地域住民だった頃には行ったことも連れて行ってもらったことも一度もなく、そういうイベントがある事自体を知らずにいた。


昨年同様に、日頃間近で見ることの出来ない車両が展示してあったり、


どういう脈絡からか、明らかに個人所有でここまで自走してきたと思われるフェラーリやランボルギーニが展示してあったり(ちなみに昨年のフェラーリは360モデナだったが今年はF355GTSで、ランボルギーニ・カウンタックは昨年の黄色い個体じゃなく、黒だった)、パンやらハンバーガーやらポン菓子やらの屋台が並び、地元某公立高校吹奏楽部の後輩たちのコンサートが催されていたり、

白バイにまたがって見ようコーナーがあったり(またがってみました。ヒラリヒラリと軽量な自分のバイクとは段違いにデカイ!)

性格検査コーナーで自分の性格を検査してもらったり…(ちなみに昨年は「性格検査」ではなく「性格診断」コーナーだったが、なにかイチャモンでもついたのかしらん?)
それから、今年は参加しなかったけど、日頃は絶対に中に入ることが出来ない「塀の中」見学ツアーがあったり、まあとにかく、行けば無料でかなり楽しめるイベントである。
それから、今年は参加しなかったけど、日頃は絶対に中に入ることが出来ない「塀の中」見学ツアーがあったり、まあとにかく、行けば無料でかなり楽しめるイベントである。

けれど、なんといっても、目当てはコレ。軍団長がこの日のために自分の店を臨時休業までして麺からスープから具材から何から何まで自らが仕込んだというラーメン。

昨年の初出店では「とんこつラーメン」だったが、今回は「和風とんこつラーメンとして販売。開催期間二日間用に700食を仕込んだという。それは、スープだけではなく、麺もタレも具材もすべてを含めてという意味だ。そんな渾身のラーメンを一杯500円で売る。全部売り切ったとして、500円×700食=35万円。うち、利益はどれくらいあるのだろう?いや、余計な詮索は止めておこう。

今回は、お持ち帰り用チャーシューも1本千円で販売。

昨年の初出店では風で火が煽られ、麺茹でに十分な火力が得られずに終わったことが課題だったそうだが、今回は風対策をしっかり施し、思うように麺を茹でることが出来るよう工夫した様子。

手際よく、器にスープが注がれていく。

して、コレが今回の麺将重厚軍団の矯正展オリジナル和風とんこつラーメン。具に乗るニクは1000円で売っていたチャーシューとは別物の豚バラ肉。昨夏8月に食べに行った季節限定「J-冷やしラーメン」の時に具として盛っていたモノのレシピを今回に応用した?そして味玉はお店でもそうであるようにいちいち切って中の黄身を見せたりなんかせず、ドーンとまる一個を載せ、ネギと海苔で仕上げる。

ある識者に拠れば今回のこの麺、国産小麦配合低加水24番縦切り細麺100gだそうな。(なんで、そんなん分かるんのかなぁ?不思議。)麺量100gは一pン的なラーメンのサイズに比して少しスクナメだが、他の屋台も食べまわってみたいという需要もあるだろうし、そのあたりのことも考えた上での100gなのだろう。

まる一個載っけてくれる半熟味玉、中身の黄身はうるるんと、トロットロ。鰹出汁ブレンドながらもやはり軍団クオリティな濃厚豚骨。しかも無化調&自家製麺で500円。やはり、コレは、食べとかな損なヤツだった。ところで、この矯正展の来場客の多くは山科区民だと思うが、山科の非ラヲタ一般民老若男女に、この一乗寺重厚軍団の和風とんこつはどのように受け入れただろうか。少なくとも、現状の山科区には存在しない味だわなぁ。思うに昨年初めての出店が大好評を得たから今回につながったのだろうと推察する。さて、来年度も、ある???
麺将 重厚軍団 (ラーメン / 一乗寺駅、修学院駅、松ケ崎駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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