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つけ麺きらり@中書島:塩とんらぁめん(並)
午後からの移動で伏見界隈に差し掛かる。ココに来るのはおよそ8年ぶりになるかな?駐車場が空いていればラッキーと思って行ってみたら、空いていた。ちょうど13時を過ぎた頃だったが、お店の外にも中にも待ち無しで入店。これもまたラッキーだった。
券売機は、前に訪れた時とはすっかり変わっていた。券売機上部の大きなボタンは魚介豚骨のつけ麺で、以下、「のりノリ」「特辛つけ」「辛のり」「辛つけ」「特海老つけ」「海老のり」「海老つけ」「特カレーつけ」「カレーのり」「カレーつけ」...と、バリエーション的メニューが4段目までのボタンまで続き、やっと5段目のところになって「塩とんらぁめん」が登場する。この日、久しぶりに訪れて、つけ麺ではなくのっけからラーメンを食べようと思っていたのだが、押すべきボタンをずいぶんと探すことになった。店名も「つけ麺きらり」である通り、主力はあくまでつけ麺というこのなんかなぁ?
カウンター席の奥の方においてある自家製麺用小麦粉。柄木田製粉の「龍神」は以前と変わらずだが、「小麦のちから」は以前の「讃岐麺聖」から替わっていた。いずれも柄木田製粉の製品で、粉が変わったことを味わってみて見抜けるほどの才覚は持ち合わせていないくせに、なんでかこういうところに目が行ってしまうのはなぜだろう。
しばし待つ後、出来上がってきた」塩とんらぁめん(並)。
超久しぶりに味わってみたが、やはり、どこまでも「俺のラーメンあっぱれ屋」の「こくまろ塩」に近い味わい。味玉の白身にほんのりとタレを吸わせていることなどは違いを感じるところだが、豚骨魚介塩の濃醇なスープ、ジンジャーテイスト材木メンマ(あっぱれ屋とは若干味付けがちがうが)、周囲に黒胡椒をまぶしたレアチャーシューは、やはりあっぱれ屋のアレを連想させる。決定的に違うのは麺。あっぱれ屋の捩れた力強い平打ち麺とは違うストレート麺だが、守山の我豚で感じたような弱さはなく、ちゃんとした食感を楽しませてくれる。
この「塩とんらぁめん」、なかなか良くできたラーメンだとは思うのだが、お店としてはやはり「つけ麺」をウリとしたいのだろうか。
つけ麺 きらり (つけ麺 / 中書島駅、伏見桃山駅、桃山御陵前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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