タマちゃん@岡山県備前市日生町寒河:カキオコ&豚玉【2024睦月吉備播磨の旅#6】

この季節にこの辺りに来たのなら、ぜひ一度食べて見たいのが「かきおこ」。つまり、「牡蠣のお好み焼き」。自分の場合、お好み焼きは家で作って食べるものであり、店屋物のお好み焼き自体をもう何十年も食べたことがない。「かきおこ」も然りで、自分で作って食べることはあったけど、お店で作ってくれるモノとなると、まったく経験がない。さっき訪れた「道の駅あいおい白龍城」でも買えたのだが、ここはいっそ、名店との呼び声が高いとされるお店を敢えて訪れて、テイクアウト商品を買うことにした。今晩の夕食にするのだ。
国道250号線を走っていると、やがて駐車場が見えてきて、ほぼ満車の中に一台分が空いていたところをガードマンに導いていただき駐車。しかし、クルマを降りた時点でお店がどこにあるのかが分からない。とりあえず、目の前の足場を伝って進んで行けば良いようだ。

少し進むと屋根付きの駐車場があった。が、ココにキャンピングカーを駐めることは出来ないわなぁ。

そして、民家のトナリにあるこのアルミ引き違い扉が店舗への入口らしい。ココを進むと、中は待合室になっており、多数のお客さんが中待ち中。で、

一旦店内に入って注文用紙を受け取り、待合室の長机で注文を書いて厨房に持っていくというシステムらしいので、さっそく店内に突入を試みる。

うわー!もう15時頃だというのにこの混雑ぶり!さっきの待合室にもまだ沢山のお客が待っている。これはイートインだと二時間待ちぐらいにはなりそうな気配。テイクアウトもそれなりに時間がかかりそう。

して、無事「持ち帰り専用用紙」ゲット。待合室に戻って注文を記入。

とりあえず、スタンダードなものを選ぶことにして「カキオコ」と「豚玉の丞」を注文することにした。

注文用紙を書いて、再び店内に突入。会計レジの横は大きな鉄板のテーブル。

お好み焼きの調理はすべてこの鉄板で行われるようだ。このカウンター席、まさに超アリーナ席。ここに着席出来たら超ラッキーだろう。

店内、相変わらず熱気ムソムソ。というか、隣客と肩が触れあうような、コロナ禍以前みたいな「狭さ」の中で食べるのであれば、いっそテイクアウトの方が余程良いかもしれないと思った。

会計を済ませたら、引き換え札を受け取り、呼び出してもらうために携帯番号を伝える。そして、クルマに戻ってのんびりと待つ。キャンピングカーだと、こういう時間をゆったりとくつろいで過ごすことがことが出来るので本当に重宝するものだ。で、お店の状況から一時間以上はかかるかな?と覚悟を決めてまっていたが、20分後に出来上がりの電話が架かってきた!意外に早いではないか!これはテイクアウトを選んで正解だと思った。

実際に食べたのは19時頃。この日車中泊する道の駅に落ち着いてからのこと。

テイクアウト容器は、こんなふうに「豚玉の丞」と「カキオコ」とで少し異なる。そして、注意書きにあるとおり、パックの上蓋を取り、電子レンジで500W1分20秒温める。「電子レンジがある」のもキャンピングカーの強みだ(ちなみにキャンパー厚木PuppyFullhouseの場合、電子レンジは「標準装備」です)

おっと!食い気の方が先走ってしまい、食べる前に撮影するのを忘れてた!こちら「豚玉の丞」表面には天かすが降りかかっているのだけど、店内イートインでの焼きたてだと、この天かすの食感なんかはずいぶん違ってくるのかもしれない。そこがテイクアウトのデメリットかな?イエで作る関西風のお好み焼きと違ってキャベツはさほど感じられず、イエのお好み焼きとは別モノと考えた方が良さそうな味わい。付属の岩塩で食べると余計にそう思う。もう半分をお店オリジナルソースで食べて見る。まず、ソースがめっちゃ濃い!オリバーの「どろソース」の4倍は濃い感じ。

いっぽうの「カキオコ」。お好み焼きの味わいとしては「豚玉の丞」と基本的に同じ。そしてカキオコには岩塩の方が良く合うことを実感。思うに、お好み焼きの世界もラーメンやうどんのようにいろんなのがあって、はまり出すとこれは沼だな、ということ。今回、面白い食体験を味わうことが出来た。



タマちゃんお好み焼き / 寒河駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.5




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