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ラーメン大中@近鉄桃山御陵前ガード下:期間限定 酒かすラーメン・焼き飯定食
某伏見の姐さん方面から聞こえて来た情報が気になって気になって仕方がなく、寄ってみる。
毎回来る度の思うのは、昭和時代的場末感に満ちた高架下の、「映画的」ですらあると思えるロケーションのよさ。
そういう点では、観光で京都にお越しになる方々にはオススメといえるお店かも知れない。
あの界隈に於いて、私自身の個人的な普段使いなラーメン屋さんは圧倒的にあの安ウマな「大黒ラーメン」なのだが、ココ大中は、ロケーションのみならず、動物系ダシの濃厚なスープが魅力でちょくちょく食べに行くことがある。
本日の目当てはコレ。昨年末当たりから聞こえてきていたひそかな限定発売は一旦終了となったという話は、試行としての販売だったのかも知れない。現在は上掲画像のように発売期間を1月15日から2月28日までと明記している。ところでナゼか価格が書かれていない。
画像がかなりアレなのでちょっとナニだが、昼定食で食べたく、焼き飯定食で注文すると会計時には990円だった。これではラーメン単体の価格がわからないのでお店スタッフに確認すると、酒かすラーメン単体の価格は750円とのこと。ところでコレもずいぶん前から感じていたことではあるけど、「本日の麺担当」&「本日のスープ担当」の名札が掲げられているのは、面白いね。
しばし待つ後やってきた酒かすラーメン。赤い器にねっとりとした感の茶濁色スープ。ぱっと見にはなんだか一乗寺以外のチェーン展開版天天有か天下一品のラーメンを想起させ、さらには海苔で飾り立ててもあり、従前の大中のラーメンとはかなり異なるルックス。
チャーシューはバラ肉のちょっと脂の多めなところを2枚とロース肉のものを一枚。その上からこれも大中としては珍しく香味スパイスとパラッと振りかけて仕上げている。
食してみると、濃厚な豚骨醤油のスープと酒かすがゲル状に組み合わさり、こってりとしつつ、体が暖まってくる感のある独特の美味さがなかなかのもの。
麺はレギュラーメニューのラーメンと共通の近藤製麺工場製のものだろう。細めのストレート麺はカタめ指定をしても、スープの粘度にちょっと引っ張られがちかなぁ?もうちょっと強い麺で食べてみたいところ。
食べて思い出した。近藤製麺工場の麺って、新福菜館納入仕様はラーメン藤や大中の通常麺に比して若干太目だったと思う。私の記憶が確かなら....。
定食の焼き飯は、率直なところ、今回はちょっとハズレだった。油がかなり多く、それでいてかなりコゲが入ってしまっていた。感じ取ったことと裏腹な美辞麗句を並べるのもどうかと思うし、今後の改善に期待を込めて記録しておく。むしろ酒かすラーメンの場合はゴハンものとセットでいただくのであれば焼き飯よりも白ご飯の方が却って相性がいいかも知れない。
かつて以前にも当ブログに書いたことだが、ロケーション的に、昭和の高度経済成長期かあるいはそれより以前からの歴史がありそうに見えてしまう大中だが、実のところ開店したのは1995年のことだそうな。その間にやがて「元味」「新味」のバリエーションを加えたり、今回のように、酒どころ伏見らしさを活かした期間限定メニューリリースしたりと、実は意欲的な側面を持っていたりする。
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【ラーメン大中】
11:30~翌2:00
年中無休
075-603-2712
京都市伏見区観音寺町高架下217
P:なし
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