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らーめん大魔神@平城山:豚骨醤油らーめん 半チャンセット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b7/522610917bc3049cbca39bf97038b9f0.jpg)
昨年の8月20日に初訪した際、いきなり出くわしたのは「8月23日よりらーめんの味が変わります。」という告知だった。その看板を横目に見ながらいただいたリニューアル前の豚骨醤油ラーメンのスープの味は、確かに濃厚なのはいいんだけど、ゼラチン質と脂質オオメなもったり&どっしり感がちょっとなぁ...という感じだった。そんなスープを8月23日以降、どう変えて来ているのかを確かめにいってみることにした。
行ってみると、営業時間も変更になっていた。
また、新作ラーメンについても意欲的にリリースしている様子だった。
ということで、この日のメニュー一覧。昨年8月20日時点とは、微妙に異なっていながらも、単品メニューについては価格改定を行っていない(=安易な値上げを行ってはいない)ことが見て取れる。加えて、セットメニューについては値を下げてさえいる。お店側でそのことの告知を積極的にされている様子はないが、食べに行く側としてはこういう変化はとても有り難みを感じるものなので、敢えてここに取り上げておきたい。だって、「いつのまにか値上げ」はよくある話だけど、「実は値を下げていた」は、珍しいんじゃないだろか。むしろ値下げしたらそのことを店側は必要以上に喧伝しがちなもの。そういうあたりにアカラサマなスタンスを見せないところは、こうやってよく観察してみると、このお店の評価ポイントといえるような気がする。
今回、新作メニューも気になりつつも、「前とどう変わっているか」を味わうのが目的なので、前回と同じ「豚骨醤油らーめん」の「半チャンセット」をチョイス。
今回はラーメンの方が先にやって来た。
スープの質は変えたにしても、タレまぶしの小さなチャーシューの佇まいの寂しさ。
そこに加えて、いただく間に間にキクラゲと茹でキャベツを処理する時間がひらすら続く設計。
これが、作り手として、食べ手に提供したいラーメンの姿なのだろうか。率直なところ、その辺については私のような者にはよく分からないのだが、
「ラーメンの具にはやっぱタップリのキクラゲと加温キャベツっしょ!」という人には、ここのラーメンはまさに打ってつけであろう...と書いておけば、まあ無難に収まってくれるかな。
でもね。スープ自体は本当に、以前のもたれかかって来るような重さとソレに伴うキレのなさは改善されて、濃厚さを保ちつつもスッキリと動物系の旨味を味わえる口当たりに変わった。中太ストレート麺の食感もよくスープに合っていると思う。
セットのヤキメシも、過剰な油を感じさせずほっくりパラッとしていて、具材の絡み具合もけっこう豊かでいい感じ。
それはそうと、ラーメンの、背の高い独特な器はいいとして、この器になんで「田舎杓子」をわざわざ合わせてくるのか。
そのセンスが私にはわからない。
それでいて、半チャーハンについてくるのは普通の形のレンゲなのである。その方がずっとラーメンにもむしろ合うのに...ナンデ???
これはもう、明確に私の偏見であり、反対意見もあって当然と考えているのだが、それでもラーメンのレンゲにこの「田舎杓子」を起用するラーメンに心を動かされたことはなく、どちらかと言えば「出たっ!民芸調レンゲ!」と一気にキモチを萎えさせるアイテムなのだ。
まあ、コレはおそらく最近すっかりブログ更新を怠って久しいあの月旧一氏の、つけ麺の麺の器における「惡魔の陰毛」に対する謂われなき偏見と同一の性質のものであろうと、自分自身も心得てはいるつもりではあるのだが...
というわけで「田舎杓子」を一家に一本、蒟蒻除けにどうぞ。
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【らーめん大魔神】
11:30~14:30
17:00~22:30(L.O.)
年中無休(大晦日と元旦以外)
0742-31-6030
奈良市左京6-2-5
P:あり(隣接の焼肉店と共同P。お店裏側に広大な駐車スペースが)
らーめん 大魔神 (ラーメン / 平城山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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