麺屋 白頭鷲@守山市横江町:味玉つけ麺

いま、トナリの湖国はまさに「麦秋」。
そんな麦畑の様子を眺めながらこの日、ちょっと前から気になっていたお店に訪れた。

「パッと見、ウマいもんを出してくれるお店には見えませんよ」と滋賀の某ブロガーさんからはきいていたが、ソレはエクステリアを支配する、なんともいえない緑色のせいである気がする。
このお店の情報を箇条書きでまとめてみる。
・かつてここにあった「ラーメン大門」という店の居抜き物件であるそうな。
・オープンしたのは2010年4月12日だったそうな。
・店主は東京で修業されたとのこと。
・実は、自家製麺だそうな。
・オープン後も、試行錯誤状態でがんばっているらしい。
ということで、現在は日々刻々と進化が進んでいる最中、と、言えるかも知れない。

注文は食券制。上の画像は券売機のボタン一覧。最近になって「海老辛つけ麺」というのを始めたらしい。
ソレが気になりつつも、今回は「味玉つけ麺」のボタンを押した。
待つことしばし、到着した麺。新規オープン当初にこのお店を訪れた先達さんの情報では、当初は全粒粉使用の麺だったらしい。が、この日の麺は全粒粉を含むものではなく、つけ麺としては若干細めのストレート麺だった。麺をどうするか?も、現在の懸案事項のひとつなのだろう。食感はけっこういいし、「麺を楽しむ」つけめんとしては及第点の出来と思えた。が、茹で方か締め方か、冷水で締めた後の水分の残し方のせいか、麺同士がくっつき気味な状態のところが多いのはチョト気になった。


味玉入りのつけ汁。ココ数年でたちまち増殖した「またおま系」(=「また、お前か」と揶揄したくなる豚骨魚介系。)。
とはいえ、そこはやはり各店それぞれの特徴が出るものである。ココ白頭鷲の場合は、表層の油分がけっこう多く、また酸味が強い方向に振られている。スープ割りにしてもその傾向はあまり変わらないのはちょっと残念。
メンマには穂先メンマを起用しているが、細かく割けたところが麺にからんで、後のお楽しみにとっておこうと思っていても、いつの間にか麺と一緒に啜り込んでしまうようなところがある。
....というネガティブな部分もあるが、滋賀ではまっとうな豚骨魚介つけ麺を食べさせてくれるお店として貴重な存在であるし、今後きっと進化して行くと予感する。

前述のように、外観から来る印象は今ひとつではあるのだが、できれば、ぜひ再訪して次にはラーメンも味わってみたいと思える、そういうお店である。


にほんブログ村 グルメブログ ラーメンへ
にほんブログ村 ← ランキング参加実験中。ワンクリックのご協力をゼヒ!



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ラーメン河@... 麺屋もったい... »