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うどん茶屋海津屋@富山県氷見市上泉:かけうどん&ざるうどん【2024弥生 北陸の旅#7】
氷見に来たら、海のものの他に、食べておきたかったのは「氷見うどん」。
ということで訪ねたのは「うどん茶屋 海津屋」。現地入りしたのは11時01分。この日の開店時の直後だった。幸い、外待ちはなくスンナリと入店、カウンター席に通していただいた。
注文はタブレット方式。トップ画面が「細麺 冷」と「細麺 温」がメインで、右側に小さいボタンで「太麺」「限定メニュー」「単品・ごはん」「ドリンク」に分かれている。
で、ワタシはシンプルに「かけうどん」を、
同行者は「かき揚げ ざるうどん」を選択し、注文。
出来ることなら「釜揚げ」を味わってみたいところだったが、あいにくコチラは平日限定だったた。残念。
で、注文してから気づいたのだが、タブレットの他にA4タテでラミネートされたメニュー表が別にあった。
「太麺」も大いに気になるところだったのだが、このメニュー表によれば太麺だと「カレーうどん」か「鍋焼きうどん」にメニューが限られるようだ。思いとしては、「太麺のかけうどん」を食べて見ないなぁと思うところであったが、まさかハツホーのうどん屋さんで「なぁなぁ」とメニューに存在しないものを注文するほどワタシは大胆になれなかった。
「手延べ」のうどんといえば、昨年の夏に初めて訪れた秋田県湯沢市稲庭町の「佐藤養助本店」もそうだった。アチラは「稲庭うどん」の製造元だったが、さて稲庭うどんと氷見うどん、はたしてどのような違いがあるだろうか???
しばし待つ後、出来上がって来たコチラ「かけうどん」。一見、ナルトのようにも見える「巻きカマボコ」が載るのが富山らしさか。
細麺で、しかも温い麺ながら、よく出来た手延べうどんならではのツルツルした感じに加えてもっちりとした弾力感をきちんと兼ね備えている。ダシもしっかり効いており、予想していた以上にオイシイ。そう感じるとともに、いわゆる「稲庭うどん」に相当近い食感にも思えた。Wikipediaにおける記述では文章の冒頭に「作り方は稲庭うどんと同じで竹によりながらかける手縫いで、油を塗らない。」とある。そして、「ルーツは輪島のそうめんで、1751年(宝暦元年)に「高岡屋」が輪島から技法を取り入れて作り始めたとされる。」とある。一方稲庭うどんに係るWikipediaの記述では「寛文年間以前に久保田藩(秋田藩)領の雄勝郡稲庭村小沢集落(現・秋田県湯沢市稲庭町字小沢)の佐藤市兵衛によって始まると伝えられている。」とあるので、製法は同じようでありながらも、バックボーンの歴史はそれぞれに違った経緯があるようだ。
冷たい「ざるうどん」でいただくと、細麺ながらツルツルもちもちな特性をより明確に感じ取ることが出来る。
かき揚げは海老入りで、なかなかの立体感。そのままザクザクと味わってよし、ツユに浸してしなっとなったことろをしっとり味わってよし。今回は「海津屋」の氷見うどんをいただいたが、次にまたいく機会があれば今度は「高岡屋」の氷見うどんもゼヒ味わってみたいものだ。
うどん茶屋 海津屋 (うどん / 島尾駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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