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本格手打ち あかみち@香川県丸亀市田村町:利きダシうどん&ピリピリいりこしょうが&かき揚げ
この日の四軒目。現地入りは午前11時37分。そろそろお昼ご飯って時間。って、この日はすでに三軒食べ歩いているけど、まだイケた。
店内、満席につき、しばし店内待ち。目の前には写真付きのメニューがいくつも掲示されている。下の二段に紹介されているメニューはなかなか個性的なオリジナルメニューのようだ。
「旬の天ぷら」も、キニナール。
けど、あったら注文しようと思ったタラの芽はすでに売り切れだった。
やがてカウンター席に案内される。途中、セルフコーナーにあったおむすび100円。コンビニおにぎりよりもコスパ高くて美味しそう(取らなかったけど)。
席について、改めてお品書きを見てみる。木の板に蝶番の分厚いA4ヨコサイズ冊子。
ここで気になったのは左から2行目の「利きダシうどん」。コレを注文することにした。
この「利きダシうどん」については、メニュー表の1ページを割いて食べ方の指南があった。
天ぷらの類は「一品、アルコール類」のページにあり、かき揚げ190円を追加。
また、カウンター席のコロナ対策仕切り板には季節・数量限定メニューの表があり、生憎それらはこの日に提供されてはしなかったが、数量限定一品メニューのところに「ゴリゴリいりこニンニク」と「ピリピリいりこショウガ」がいずれも100円。なんか、面白そうなので「ピリピリいりこショウガ」を追加。
しばし待つのち出来上がってきたのはざるうどんに、ステンレス製のカゴに入った三種のダシに天かすとネギ。
ざるうどんは、刻みのりやゴマをトッピングしてみたりしてごまかすことなく、うどんだけを潔く盛る。まず、うどんの麺線一本を啜ってみる。先に食べた大喜多うどんに負けず劣らず、こちらも実に素晴らしい味わい&食感。さらに、コレをかけ・ぶっかけ・ざるの三種のダシを試しながら味わう。かけダシのイリコの味わいに始まり、ぶっかけ出汁の濃厚なさらなるイリコ感、ざるの出汁の少し甘味を含ませた風味。途中から、ネギと天かすも加えつつ。
さらにさらに、別途注文の「ピリピリいりこショウガ」の重層感ある旨味ピリ辛爽やか感をうどんに付けて味わう。なんだか、風味のパレットで遊ぶかのように、多彩に味わえる楽しさは格別だ。
さらに、出来上がってきたかき揚げ190円は笑いたくなるほどのメガサイズ。これも、三種のダシで味わってみる。うどんそのものの質と量といい、食べる時の多彩な楽しさといい、お値段以上の満足感を享受しながら、なおも廉価なことといい、この日四軒目にして、このお店には圧倒された。本当に素晴らしかった。で、お土産用「ピリピリいりこショウガ」もお買い上げ。
ところでこのお店、現店舗での営業は2023年4月30日で終了し、新店舗に移転することになったとのこと。新店舗での営業は2023年6月からの予定だそうな。それにしても、今回の讃岐うどん巡りで、最もインパクトを受けたのがこのお店だった。
本格手打 あかみち (うどん / 金蔵寺駅、讃岐塩屋駅、丸亀駅)
昼総合点★★★★★ 5.0
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