ラーメン一徹@JR湖西線比叡山坂本駅改札の目の前:とんこつラーメン

どんなお店でも、行ってみて、食べてみないことには本当のところはわからないもの。いつの頃からココにオープンしたのか詳細はわからないがどうやら2007年には開業している様子である。
ここは某クチコミ投稿サイトではけっこう点数も高い。また、「穴場だ」という意見もある。
...本当か?と確かめに行くことにした。
行ってみれば、比叡山坂本駅の改札口目の前の高架下。いや、実は車で行ってパーキングチケット買って駅前に停めたんだけどね。

 

店先に掲示してある手書きのメニュー。ここに掲げるようにしてからかなりの年月が経っていることを感じさせる色褪せ感、草臥れ感。お店にとっては、ラーメン単品と定食の類が同じウエイトであることを示しているようにも感じる。また、玄関の左に(中古の?)陶磁器類が陳列されているが、これまた年月の経った感で、うっすらと土埃をかぶってさえいるのでちょっと手にとって選んでみようという気にはならない。
んん...大丈夫か?
まあ、ここまで来て引き返すのもナンだし、入ってみた。

カウンター席の眼前に「西山ラーメン」の灰皿が重ねて置いてある。西山製麺の麺使用なんだな。ってことは札幌ラーメンのお店だな。しょうゆ・とんこつ・みそ・塩とあって、みそに☆印つけて(おすすめ)と書き加えてあるのは、つまりそういうことだな。黒マー油とんこつってのはきっと後から追加したメニューなんだろな。ということならば今回は初訪だし「みそ」を選ぶべしところを、何を思ってか「とんこつ」を注文。

店内のテーブル上に置いてあるメニュー表もまた、単品のラーメンより定食の方がメニュー表全体に占める面積が多い。それにしても、ワープロの明朝フォントで作成してのち赤ペンやマーカーで書き加えてみたり付箋を貼って重ねてみたりしたものが四隅の方からシミになっていたりして、やはり年月の経った感を漂わせる。店内の壁面等のあちこちに貼ってある掲示メニューしかり、本棚の漫画本しかり、店内全体からまるで「どさん子・どさん娘・どさん子大将」チェーンの店舗にいるような錯覚さえ感じてしまう。(そういえば下阪本のどさん子阪本161号店が昨年六月に閉店してしまった)

ほどなくしてやってきたとんこつラーメン。


ああ、久しぶりに味わう札幌的なラーメン。黄色味の強い多加水気味中細縮れ麺。九州がルーツの豚骨とは別種の脂感のある風味。たまには、こういうのも悪くないかな。

 

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