神田さんから届いた自作ラーメン試食キット「永福町大勝軒」オマージュ@イエ

先月の大型連休の時に作った自作ラーメン「鶏豚骨の塩そば」は、自作ラーメン研究会主宰、神田武郎氏に召し上がっていただいた。
今回はそのお返しに、と彼から送られてきた自作ラーメン試食キット。
スープはタレと油分を一緒にしたものと、敢えて出汁・油・タレを分けたもの、麺は永福町大勝軒で使用しているという草村商店製細麺と神田氏がパスタマシンで製麺したという中太縮れ麺の二種。それと、メンマ・チャーシューのセット。
今回のキットでは白ネギとラーメンコショーが必須ということだそうで、またテーマが永福町大勝軒という事で、ナルトも買ってきた。
まず、油とタレ込み込みで冷凍されたスープを温めていく。湯煎したスープを袋から取り出した途端、ぶわぁと香りたつ和出汁のカホリ!!画像では表しようがないけれど。
で、一杯目。込み込みスープに草村商店の細麺を合わせた。麺は2分半で茹で上げ。細麺ながらもっちり感の持続する麺で、関西によくある低加水な麺とはまた違った食感を楽しむ。
ちなみに、麺量は約150gかぁ。(キッチリ計測して確認させていただきましたw)
続いて、素のスープにタレ・油別バージョンの調理。タレと油を注ぐ前にラーメンコショーをある程度フリフリする。
次に、刻んだ白ネギを投入。この後にスープとネギが鉢の中で出会うこのこのプロセスが重要なのだそうな。(自分の自作ラーメンで、こういうプロセスを経たことは、コレまでに、ない。)
して、出来上がった二杯目の永福町大勝軒オマージュ。
巷に出回る永福町大勝軒のレシピでは、スープに豚拳骨を使うものもあると聞くが、味わった感じではむしろ魚介系オンリーの出汁に節系の香りを加えた(ラード由来の?)油に感じた。昆布は、醤油ダレに含んであるのか???とか、色々と謎を感じた。(実はタレに昆布は含んでないとのことでした。エエ加減な味覚だことw)
パスタマシンの中太麺、喜多方ラーメンの麺のような印象で、和風テイストのスープとよく合う合う合う合う!
さらに面白かったのは込み込みスープと素スープの味わいの微妙な違い。素スープの方は、醤油ダレが前に出た印象があり、込み込みスープの方がより深みのある味わいに感じたのはちょっと意外。今回のチャーシューは煮豚と思われる、さっぱりとしてところにニクの味。誤解を恐れず表現するなら、ちょっと鯨の赤身的な食感。メンマはスープの味によく馴染んでいて、一見フニャフニャなのに食べてみたら、さっくりとした食感はしっかり担保してあるのに感心。

….もうね。自作ラーメンも、ココまで来ると、お店で味わうラーメンの域をとっくに凌駕した世界なんですわ。ホンマ。そんなラーメンをいただくことができる幸せ。
次は私の番です。また、勉強します!


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