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比叡山麓 鶴㐂そば 唐崎店@滋賀県大津市唐崎1丁目:釜揚そば定食&本日のサービス定食
店舗入口のところには「本日のサービス定食」のサンプルがある。これ、日替わりなんだろうか???それとも???
「鶴㐂そば」という店名ながら、実はうどんもある。いつぞや食べてみたことがあるが、結構な細麺にして、意外にイケるうどんだったと記憶している(このブログに記録を残してはいない。)。
メニューは実に多彩。ここではとりあえず冷と温のそばメニューをアゲておく。先に書いたとおり、全品うどんに変更可(って、うどんを推したいわけではないけど)。
こちら、定食一覧。2,000円の「うなぎ定食」に、1,910円で「鰻ひつまむし」は、鰻好きには穴場的メニューかと(昨夏逝った父の大好物だった)。
ところで、鶴㐂そばには大津市坂本にある古式ゆかしい「本家 鶴㐂そば」と、ここ唐崎店のようなロード沿いの箱店があることはご存じの方はご存じであろう。でロード沿いの箱店の方は「比叡山麓 鶴㐂そば」であり、その経営は「鶴喜そば製菓株式会社」だそうな。
一方、比叡山延暦寺門前の鶴㐂そばは「本家 鶴㐂そば」で、正しくは「手打蕎麦 鶴㐂」 だそうな。「そばは一番 電話は二番 店は角から三軒目」と、なんとも語呂の良いキャッチフレーズを「お問合せ」のページに見ることが出来る。「イトーに行くなら ハットーヤ 電話は良い風呂」みたいなこういうノリ、好きだなぁぁぁ(歳がバレる)。
…ずいぶんハナシが逸れた。ちなみに本家箸袋の画像は2021年9月11日に訪れた時のもの。
ところで、「比叡山麓」も「本家」も、ホームページを辿れば、いずれも創業者は鶴屋喜八(享保年間に延暦寺で賄い方であった僧侶)としている。そして「本家」のサイトには「手打の統一のため支店統合し、現在は一店舗のみで経営しております。」という文言を見ることが出来る。
そして、今訪れている「比叡山麓 鶴㐂そば」の箸袋の裏っかわにはグループ店として「やま科店」の情報もある。
ココで問題です。この「やま科」とは、どう発音するでしょうか???
(地元の人は知ってるよねー。)
さらに気になるのは、昔あったはずの京都南インター付近にあった支店「上鳥羽店」がここに載っていないこと。確かめて見たら、その「上鳥羽店」は2022年8月9日をもって閉店したそうだ。
さて今回、同行者は注文したのは「本日のサービス定食」。
天ぷらそば、といっても海老天のみならず、焼き餅・カマボコ・たけのこ・ワカメ・錦糸卵に三つ葉が載った超豪華仕様!
そしてワタシが注文したのは「釜揚げそば定食」。
実は、蕎麦を「釜揚げ」で食べたことがなかったので、この機会に試してみることにした。
いわゆるかけそばとは違い、茹でた蕎麦を水洗いせず茹で湯ごと盛ったもの。つまり、茹でたてのホヤホヤ。けれども、特に釜揚げだからこその独特の食感があるとか、そういうのではなかったかな?そうはいってもしっかりとした麺線を啜り込む食感は十分に楽しめる。
そばツユの方は、最初は何も足さずに味わって、やがてネギ・大根おろしをチビっと加えてさらに楽しむ。あの味わい、ちょっと課長さんもいらっしゃる感じ。釜揚げのダシといえば自分の知る中では「長田in香の香」が最右翼だが、あのダシでこの蕎麦を味わえぬものだろうか?と、勝手に心が無いものねだりを言っている。
さらに白ゴマを擂り潰して、ツユに加え、香ばしく味わう。
天ぷら盛り合わせ。コレが定食の中のOne Of Them. かつて、下呂の某蕎麦屋さんで注文した天ぷら盛り合わせは2,000円だった。アレは一体何だったのか???
釜揚げ蕎麦と天ぷら盛り合わせに加えて、具沢山なナカミのかやくご飯に小鉢・香の物が付いて、コレらすべてで1,500円。驚愕のコストパフォーマンスではなかろうか。道理で客足が絶えないワケだわ。遠隔地から観光に訪れる方なら、本家の「手打蕎麦 鶴㐂」の方がムードもあって良いかもしれない。一方の「比叡山麓 鶴㐂そば」はココ「唐崎店」も「やま科」店も、我々ジモティの味方なのだ。
(あ、というわけで、「やま科」 は、「やましな」と発音するのが正解です。)
比叡山麓 鶴喜そば 唐崎店 (そば(蕎麦) / 唐崎駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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