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橋本製麺所@高松市仏生山町甲:うどん一玉

この日、いちおう立てておいた行動プランが、朝一軒目から変更になった讃岐うどんツアー3日目。ヨコクラうどんから本格手打もり家高松本店と辿った時点で午前10時40分。次をどうするか?が決まっていなかったが、いろんなお店を狙う時間的余裕は十分にある。そんな中で急浮上したのがココ橋本製麺所。もり家高松本店からは5.9km・9分と、かなり近い場所にある。ただし、車がおけるかどうかの保証はない。が、とにかく行ってみないことには分からないので行動することにした。実は、一度店舗前を通り過ぎてしまった。ココか?と覗いた民家はどう見ても、なにかを販売している「店舗」には見えず。また、仮にそこが正解の場所だとしても、果たして営業しているのかどうかさえ、ハンドルをにぎりしめて横から覗き見るには、まあ、分かるものではなかった。けれどGoogle先生は確実にこの場所が目的地であることを示している。そこで一旦近くのコンビニに立ち寄り、あらためて来た道を引き返すと、やはりココで間違いないようで、幸い建物右側にぎりぎりクルマが一台置けそうなスペースが空いていたのでそこにクルマを駐めた。そして現地に下り立ち、あらためて眺めてみると、やはりどうしてもココが店舗とは思えないロケーション。

軒先には白菜・ねぎ・大根等の野菜が陳列してあるのか、ただ置いてあるのか、それとも売っているのか???な状態で。

表に面するガラス窓の引違い戸に「生そば始めました」の掲示が。やはりココで間違いないようだ。よし、入ってみよう。

扉を開けて入ってみると、昔の田舎の納屋みたいな農機具庫の匂い。ガラス窓の棚の中には農機具のパーツ?みたいなものが雑然としまわれているが、棚の上に重ねてあるのは業務用角せいろのようである。お店の人の姿がないが、右のところにノレンが見える。とりあえずはこの場所から「ごめんくださーい」と声をかけてみると、ノレンの向こうから御主人が現れた。

そのノレンの上部に価格表があり、同行者とともにうどん二玉を注文し、持参した100均購入タッパーを御主人に手渡す。
香川の製麺所系には、製麺した麺を朝の間に一日分を全部茹で上げるお店と、お客に応じて何度も小分けに茹であげるお店の二通りがある。前者の場合、朝にしかやっていないケースがほとんどで、後者の場合はお昼前なんかでも出来たてをいただくことが出来る可能性が高い。ここ橋本製麺所は、もちろん後者になるようだ。そして、創業してからおよそ60年は経つらしい。現在の店主は二代目。初代店主は讃岐うどんの名手として知られた方で、なんでも、粉を触っただけで小麦の特性を見抜けるような方だったらしい。
香川の製麺所系には、製麺した麺を朝の間に一日分を全部茹で上げるお店と、お客に応じて何度も小分けに茹であげるお店の二通りがある。前者の場合、朝にしかやっていないケースがほとんどで、後者の場合はお昼前なんかでも出来たてをいただくことが出来る可能性が高い。ここ橋本製麺所は、もちろん後者になるようだ。そして、創業してからおよそ60年は経つらしい。現在の店主は二代目。初代店主は讃岐うどんの名手として知られた方で、なんでも、粉を触っただけで小麦の特性を見抜けるような方だったらしい。

注文のあと、置いてあったパイプ椅子に腰掛け、しばし待つ。このお店の場合「製麺所」の営業許可は取っているが、「飲食店」としての許可は取得していないそうで、このスペースにある椅子やテーブルは、ココで食べやすいようにと、誰かが勝手にこの場所に置いたものだそうなので、客の立場としても決して飲食店にいるとは思わず、あくまで「勝手にココで食べる」ことが前提。

パイプ椅子に腰掛けたときの、眼前の風景。これらは、何のための機械なのだろうか?

「SPOT]の青いケースには著名人・芸能人の直筆サイン。やはりココ、ただの農機具庫ではない。

しばらく待った後、茹で上がってきて受けとったうどん玉。

実はこの日、100均タッパーとともに醤油も持参してきていたが、敢えて置いてあった広瀬の醤油を使わせていただくことにした。

橋本製麺所にはヒロセのしょうゆが一番合うらしい。
で、いただいてみる。特有のカタさのなかにしっかりとしたコシ、小麦の香り、程々の塩味。あー、なるほど。製麺所系特有の…てのはこういう麺をいうのかな。
それにしても、オドロキの製麺所体験を楽しんで、ひとり80円は、安すぎるぜマッタク。
で、いただいてみる。特有のカタさのなかにしっかりとしたコシ、小麦の香り、程々の塩味。あー、なるほど。製麺所系特有の…てのはこういう麺をいうのかな。
それにしても、オドロキの製麺所体験を楽しんで、ひとり80円は、安すぎるぜマッタク。
以上、昨日・一昨日の宮川製麺所もそうだったが、ココ橋本製麺所も、実に衝撃の訪問体験だった。
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