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しゃこ丼の店@岡山県笠岡市笠岡:笠岡ラーメン&しゃこ丼【2024睦月吉備播磨の旅#15】
駐車場にクルマを駐めたら「えりか」の看板。隣は「Dog House えりか」という小型犬のブリーダーをやってるお店らしい。
笠岡に来たら一度寄ってみたいと兼ねてから思っていたコチラに今回ハツホー。極めてシンプルな屋号。「牛丼の店」とか「天丼の店」で検索すると、日本全国ありとあらゆる店がヒットするが、「しゃこ丼の店」は全国唯一、ココだけのようだ。1976年創業ということで、2年後には50周年となるお店。
家族経営だと思われる店内。厨房には大将と、もう一人の女性。接客は奥様が務める。とりあえず、入店すると着席する場所を指定してくださり、湯呑みのお茶を出してくださる。
メニュー表は手書きで、一旦鉛筆で下書きした後にボールペンか何かでその下書きをなぞった結果、文字が二重になっているw メニューをよく見てみると、特徴的なのはもちろん「シャコ」だが、「エビ」のメニューもしっかりあって、「シャコ」と「エビ」のメニューは同額だったりする
こちら、メニュー裏面。ひとしきり眺めた後、ワタシは「笠岡ラーメン」を、同行者は「シャコ丼」を注文する旨、奥様に伝える。すると奥様、私達に復唱することなく、厨房に向かって口頭で「カサオカぁ、シャコドン〜。」と伝達。かなり愛想が無いw そして、店内で自分が動く必要のない場面では、冷蔵ショーケースの傍に腰掛けて、じぃぃっと客席の様子を凝視なさるw なんだか監視されている様にも感じたりするが、それが創業以来の48年間で貫いてこられたスタイルなのであろう。
やがて「しゃこ丼」が出来上がって来る。シャコの天ぷらを玉子でとじたところに出汁をかけて仕上げた感じ。味見させてもらうと、あたかもエビの天丼と大して変わらないんじゃないかしらん??と思うような味わいだった。後から思えば、同店の「エビ天丼」と同時に注文して食べ比べしてみたら面白かったかも。
こちら、ちょっと遅れて出来上がってきた「笠岡ラーメン」。過去に何店か食べた記憶に比べ、スープに油分が少なく、スッキリあっさりした印象。鶏出汁感はスクナメ。チャーシューは笠岡らしく、しっかりとヒネドリを使ったもの。けど、「笠岡ラーメンらしさ」は、あんまり感じないかなぁ?
麺はちょっと縮れ気味のストレート。このお店では、やっぱりシャコ酢とかが味わえる定食を選びとか、とにかくシャコに特化したものを注文した方が良かったかも。
シャコ丼の店 (ラーメン / 笠岡駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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