らんたん@聖護院西町

以前にこのお店を訪れたのはもう20年以上前になると思う。

その時の印象は、なんだかアッサリした醤油ラーメンで、はあ、店内にランタンが飾られているので「らんたん」なんだ...という程度だった。京都で20年以上も続いているお店で昔から自家製麺でやってるところって、きっとココぐらいであろう。
店内からは製麺器等の自家製麺アイテムは見当たらないが、なんでもそれはお店の奥のほうに置いてあるらしい。

カウンター席に座ると、その麺は木の麺箱に収められているのを見ることが出来る。

手前の寸胴がスープ用で向こうにあるのが麺茹で用。麺はテボを使わず、湯に泳がせて平ザルですくうゆで方をしている。
この日はおばちゃんがラーメン調理担当で、おっちゃんは厨房奥のほうでチャーシューをスライスしていた。

やがて出来上がって来たラーメン。やはりあっさりとした澄んだスープ。

自家製麺の麺は少し縮れが入った感の白っぽい中細麺。麺の中心に微かに芯を残した状態で、なかなかのもの。
ただし、スープに独特な海系和風味と油の妙なキツさを感じてしまうところが少々ツラい。
それで、めったにかけないコショウを振りかけて食べた。

チャーシューはモモ肉だろうか、脂身が少なく、少し硬いが肉の味がしっかりとある。

自家製麺等の独自性も含めて、ココならではの世界をもつお店ではある...。


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