ラーメンあおやま@枚方市南楠葉:限定 せせりのブラック中華そば

午後から京都府八幡市方面で業務発生につき、久しぶりに訪問。
意外に思われる方もあるかも知れないが、京都府八幡市男山と大阪府枚方市楠葉は、街並みが隣接していて両府の境目がどこなのかを実感させるものがほとんどなく、実際に現地に行けば「ほぼ同じ街」だったりする。
現にラーメンあおやまの店舗が面する「くずはアベニュー」を東へ1.1km進めばもうそこはキョートとオーサカの府境だ。
このお店に関する当ブログのレビューを遡ってみると、2017年4月の開店当初に一度だけレギュラーメニューの鶏白湯をいただいて以来、その後何度も訪れてはいるが、いつもいつも、もう、申し訳なくなるほどに限定メニューばっかり注文していることがうかがえるが、今回もやはり限定メニューに心奪われ「せせりのブラック中華そば」をいただくことにした。
今回訪れたのは、およそ4年ぶり。いつの間に、食券販売機を導入している。
「券売機は、もうずいぶん前からですよー」と、店主青山氏はおっしゃる。
私自身が京都府民であることをやめ、滋賀県民になったこともあってか、つい遠ざかってしまっていた。
やがて出来上がってきた注文の品。
確かめたわけではないが、基本ボディは同店レギュラーメニューの「ブラック中華そば」と思って差し支えないだろう。「ブラック中華そば」に載る具材に、さらに丹波鶏のせせりをふんだんにトッピング。斜めに大きく刻んだネギの白い部分をスープの周囲に浮かばせ、青ネギの部分は肉系トッピングの上に立体的に盛り付けるデザイン、素敵♡
味わって見る。印象的なのは、一口目からガトゥ~ンとくる醤油のインパクト。この味わいを作り出すのには単に醤油だけでなく、メニューのPOPに書いてある鶏・豚・野菜・節系・昆布などでとった出汁とのバランス取りの結果であることは間違いないであろう。
京都府与謝野町:麺家チャクリキの「丹後ブラック」と、青山店主がリスペクトしている滋賀県大津市:ラーメンととち丸の「湖国ブラック」。それらを食したのはずいぶん昔のことで、具体的な味わいの記憶はずいぶん遠いが、「たまり醤油」のインパクトを楽しませてくれるラーメンとしてピカイチだと実感。さらに、丹波鶏せせりの弾力感と旨味、ブラックペッパーの香味感。うおおおお〜。
カウンター席には、目立たないところに追いやられていたが、ラーメンの各パーツについての主要諸元のについての説明がある。
「ブラック中華そば」のスペック説明を見れば、「ブラックのタレは滋賀県産の溜まり醤油を使用」とある。ということは、滋賀県彦根市水谷醤油醸造所製のものと見て間違いないと(勝手に)思う。聞いて確かめたワケじゃないけど。(ただでさえ忙しい店内であれこれ尋ねる派ではキホンありませんので)
けど、麺については、尋ねた。
この特徴的な平打ち太麺、麺屋棣鄂のMM3というものだそうな。レギュラーの「ブラック中華そば」で起用されるというフスマ入り中太ストレート麺(ハチマル#16?)とは、また一風違った啜り込み感を楽しむことが出来るようアレンジしたものだろう。
もともとワタシと同じラーメンブロガーだった方が、5年前に趣味が高じて始めたのがこのお店。その修業先もまた、なにかと縁深いものがある。
味わいで楽しませてくれて、満足させてくれる要素をふんだんに放つ様子はお店に入った瞬間に漂ってくるスープ材を炊きまくるがゆえの、あの独特のカホリからして、開店当初よりスープアップしているのを実感。
入った瞬間、香りのいいお店は、まず間違いないというエビデンスがココにある。


ラーメン あおやまラーメン / 樟葉駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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