そば 松尾@伊賀市千歳;天おろしそば 中盛り

この日、最初は滋賀・土山にある手打ちそば玄鹿に向かう。現地に到着したのは午前11時30分。しかし、この時間にして、玄関先には「本日は麺完売につき『受付終了』しました。」と掲げられていた。聞けば、「前日までの予約ですでにいっぱい」とのこと。そんなわけで、土山の「手打ちそば玄鹿」はフラっと寄って食べに行ける確率はかなり低く、予約ありきで訪れた方が良いと学習。
で、スマホで他のお店を探すことにした。一旦「今日は蕎麦にしよう」と思うと、途中からラーメンやうどんに変更する気にはなぜかなれず、やっぱり蕎麦のお店を探してみた。すると、最寄りのお店としてここがヒット。三重県やん。伊賀市やん。まあ、でも、以前からこの辺を通り掛かるたびに気にはなっていたお店だ。お店周囲は駐車場であり、午後12時過ぎ時点で、かなりの満車状態。
ウエイティングシートの記名もかなりの数で、今から待つとなるとゆうに1時間以上はかかる見込み。だが、他をあたろうにも「近く」に他のお店はないので、ココで名前を書いて腰を据えて待つことにした。クルマの中で待っていると、やがて順番が来たら呼び出してくださるシステム。ゆったりとした待ち時間を過ごせるのはありがたいっちゃあ、ありがたい。
で、待つことやっぱり約1時間。店舗奥の座敷席に通された。
その座敷席からは、低い目線で店内を見渡すことができる。頭上空間が高いことで広々とした印象を感じさせる建築。
座敷席の向かいにはガラス越しに製麺スペースを公開している。作業台は低い位置にあり、正座か胡座で作業する?
お品書きを見てみる。まず、温かいおそば一覧。
続いて、冷たいおそば一覧。蕎麦は全て十割であるらしい。ならばやはり詰めた状態で味わってみたい。ついでに天ぷらも味わいたい。よって「天おろしそば」を中盛りで注文。
お品書きはさらに、そばがき料理、一品料理と続いていた。
また、別のところには「そば湯」についての記述もあった。
注文してしばし待つのち、運ばれてきたコレが「天おろしそば」。
それはつまり、ぶっかけのそばに天ぷらと大根おろしをトッピングしたもの。
自分の場合、うどんや中華麺はちょくちょく自作をするが、蕎麦を製麺した経験はまだない。そのため、つなぎの小麦を全く使わない蕎麦粉100%で、これだけのコシや、もちろん蕎麦の味わいカホリも含め、よくこんな麺を作ることができるもんだと感心する。もちろん、いつぞや味わった某店のように元々超短い麺が口にするたびぶちぶち切れたりするようなことは当然無くて、ズゾゾゾゾと啜り込んでいく快さを堪能させてくれる蕎麦だ。トッピングの天ぷらも揚げたてで申し分ないが、できることなら別皿で味わうことができればいいかな?と思った。
蕎麦を平らげた後、持ってきていただいたそば湯。そば湯の器とともに、追加用の蕎麦ツユも一緒に持ってきてくださる。単にそばの茹で汁出汁ときゃエエやろでは済ませないこのお店ならではのこだわりを、しみじみと味わう。
ともあれ、兼ねてから気になっていたこのお店の蕎麦をようやっと確かめることができたので、今回はヨシとしよう。それなりに時間はかかったけど。


そば 松尾そば(蕎麦) / 佐那具駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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