最近はB級グルメの「富士宮焼きそば」で有名な人口12万人の静岡県富士宮市。富士山麓の朝霧高原なども市域だが、市街地からも富士山が大きく臨める。今回は、富士宮市街からの富士山をご覧ください。
前回の通り、東海道本線の富士駅から身延線の普通列車に乗り換えて15分ほどで富士宮駅に着く。(この辺は富士・富士川・富士宮・富士根など「富士」が付く地名が多い)
1つ先の「西富士宮」駅も市街地にあって利用客が多く、富士駅発の普通列車は西富士宮駅で折り返すものが多い。数時間に1本は先の山梨県の身延、甲府へ向かう。2両編成のワンマン電車中心だが、西富士宮までは1時間に2~3本の列車があるので、利用しやすい。
富士宮駅前
仙台駅のを小さくしたようなペデストリアンデッキに出ると、前に富士山が大きく見える。直線距離では富士山まで20km弱と大変近いので迫力がある。
富士宮で焼きそば以前から有名なのが、「富士山本宮浅間(せんげん)大社」。富士山を祀る神社の総本宮。系列の浅間神社は静岡周辺に多いが、秋田にもある(三郷町仙南・藤里町など)。
富士宮駅から商店街を通って10分弱で大きな鳥居の前へ来る。さらに同じくらい進めば古びたアーケード商店街になり、西富士宮駅へ至る。
ここからも富士山
境内には富士山からの湧き水が出ており、澄んだ水の池と川がある。
今回は、富士山をもっとじっくり眺めたいと思い、新たな場所を探した。
富士宮駅から浅間大社と反対方向に少し行ったところ。(近いが分かりにくい場所)
富士宮市役所前
市民憲章には「富士山を仰ぎ文化を高め」、市歌にも「♪朝日に富士の 雪映えて」と、富士山が織り込まれていた。
定礎は「平成3年」となっている、きれいで立派な庁舎
周辺に高層建築が少ない中で7階建ての市庁舎は群を抜いている。
最上階がその名も「富士山展望フロア」として開放されている(平日のみ)。
会議室や食堂などは富士山と反対側を中心に配置され、富士山側の眺望スペースを多くとってくれている。高層の庁舎でも一般開放していなかったり(通常のオフィスや議会議場)、狭かったりとケチな自治体もあるが、富士宮市は良心的。
大きな窓から大きな富士山
ソファが置かれているのだが、何やら座りきれないほど人がいる
「富士宮市民は富士山に誇りを持っていて、こうして見に来てるのか?」と一瞬思ったが、どうも違う。
このフロアの会議室が確定申告(還付申告)の特設会場になっており、その順番待ちをする方々だった。整理券を配って10人ずつ受け付けるほどの盛況ぶり。(もちろん待っている間に富士山を眺めたり撮影する人もいた)
小さい方の会議室では、3月23日に富士宮市に編入される隣の「富士郡芝川町」の職員向け研修が行われていた。
すそ野まできれいに見える。雲は何となく秋のよう
山というものは見る場所によって姿が違うが、富士宮からの富士山はてっぺんがややとがって見える。
そして、イメージしていたよりも雪が少なく、頂上付近でも一部地肌が見えている。見える見えない自体も含めて、日々姿を変えるから、どんな富士山に会えるかは運次第。
左に首を振ると、
南アルプスの山並みが見える
ひときわ真っ白な峰も
でも
やっぱり富士山!
最大ズームだと
こんな迫力!
優しい姿の岩木山、身近な太平山・鳥海山もいいけれど、やっぱり「富士は日本一の山」だ。こんな山を見ながら暮らすと、心豊かになるんだろうな。
富士宮市役所7階には、食堂も入っていたが、経営しているのは牛丼などのチェーン店「松屋」(秋田や青森には展開していない)。
(間違って画像サイズを大きくしてしまいました)
市役所の職員食堂というよりは「松屋 富士宮市役所店」というテナントとして入っているようで、メニューや価格は市中の店舗と同じようだ(元から安い店だからさらに引き下げる必要もないだろうけど)。
今回の旅行記としてはこの程度ですが、例により小ネタを順次ご紹介します。
前回の通り、東海道本線の富士駅から身延線の普通列車に乗り換えて15分ほどで富士宮駅に着く。(この辺は富士・富士川・富士宮・富士根など「富士」が付く地名が多い)
1つ先の「西富士宮」駅も市街地にあって利用客が多く、富士駅発の普通列車は西富士宮駅で折り返すものが多い。数時間に1本は先の山梨県の身延、甲府へ向かう。2両編成のワンマン電車中心だが、西富士宮までは1時間に2~3本の列車があるので、利用しやすい。
富士宮駅前
仙台駅のを小さくしたようなペデストリアンデッキに出ると、前に富士山が大きく見える。直線距離では富士山まで20km弱と大変近いので迫力がある。
富士宮で焼きそば以前から有名なのが、「富士山本宮浅間(せんげん)大社」。富士山を祀る神社の総本宮。系列の浅間神社は静岡周辺に多いが、秋田にもある(三郷町仙南・藤里町など)。
富士宮駅から商店街を通って10分弱で大きな鳥居の前へ来る。さらに同じくらい進めば古びたアーケード商店街になり、西富士宮駅へ至る。
ここからも富士山
境内には富士山からの湧き水が出ており、澄んだ水の池と川がある。
今回は、富士山をもっとじっくり眺めたいと思い、新たな場所を探した。
富士宮駅から浅間大社と反対方向に少し行ったところ。(近いが分かりにくい場所)
富士宮市役所前
市民憲章には「富士山を仰ぎ文化を高め」、市歌にも「♪朝日に富士の 雪映えて」と、富士山が織り込まれていた。
定礎は「平成3年」となっている、きれいで立派な庁舎
周辺に高層建築が少ない中で7階建ての市庁舎は群を抜いている。
最上階がその名も「富士山展望フロア」として開放されている(平日のみ)。
会議室や食堂などは富士山と反対側を中心に配置され、富士山側の眺望スペースを多くとってくれている。高層の庁舎でも一般開放していなかったり(通常のオフィスや議会議場)、狭かったりとケチな自治体もあるが、富士宮市は良心的。
大きな窓から大きな富士山
ソファが置かれているのだが、何やら座りきれないほど人がいる
「富士宮市民は富士山に誇りを持っていて、こうして見に来てるのか?」と一瞬思ったが、どうも違う。
このフロアの会議室が確定申告(還付申告)の特設会場になっており、その順番待ちをする方々だった。整理券を配って10人ずつ受け付けるほどの盛況ぶり。(もちろん待っている間に富士山を眺めたり撮影する人もいた)
小さい方の会議室では、3月23日に富士宮市に編入される隣の「富士郡芝川町」の職員向け研修が行われていた。
すそ野まできれいに見える。雲は何となく秋のよう
山というものは見る場所によって姿が違うが、富士宮からの富士山はてっぺんがややとがって見える。
そして、イメージしていたよりも雪が少なく、頂上付近でも一部地肌が見えている。見える見えない自体も含めて、日々姿を変えるから、どんな富士山に会えるかは運次第。
左に首を振ると、
南アルプスの山並みが見える
ひときわ真っ白な峰も
でも
やっぱり富士山!
最大ズームだと
こんな迫力!
優しい姿の岩木山、身近な太平山・鳥海山もいいけれど、やっぱり「富士は日本一の山」だ。こんな山を見ながら暮らすと、心豊かになるんだろうな。
富士宮市役所7階には、食堂も入っていたが、経営しているのは牛丼などのチェーン店「松屋」(秋田や青森には展開していない)。
(間違って画像サイズを大きくしてしまいました)
市役所の職員食堂というよりは「松屋 富士宮市役所店」というテナントとして入っているようで、メニューや価格は市中の店舗と同じようだ(元から安い店だからさらに引き下げる必要もないだろうけど)。
今回の旅行記としてはこの程度ですが、例により小ネタを順次ご紹介します。