広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

新城川工事2

2011-11-03 22:26:33 | 秋田の地理
6月14日に、秋田市北部の飯島~下新城地区辺りの新城川の洪水多発地点において、河川の付け替え工事がされていることを紹介した。
前回は新河川を掘るに先立ち、新旧河川付近のJR奥羽本線が移設されたが、引き続いて西隣の国道7号線も9月に仮設の道路に移設された。ちょっと古くなってしまい、写真と文ではうまく伝わらないかと思いますが、紹介します。
※現在とは状況が変わっている可能性があります。

旧河川に架かる「新城川橋」の前後の区間(現在の新城川と新しい新城川予定地が含まれる)の国道7号線を閉鎖(200メートルほどか)し、すぐ東側(上流側)の線路との間に、仮設の道路を設けて迂回路とするもの。この仮設道路は平成25年秋頃まで使用するとのこと。
国土交通省秋田河川事務所のリリースより。濃い赤が仮設道路、濃い青が新河川
橋の北側すぐに、旧道と思われる小さな道が分岐している。この道は、緑ヶ丘病院付近を経て、国道と並走しながら下新城中野の集落を抜け、秋田北中学校付近で再度合流する。
この旧道分岐点の信号機付き交差点(Y字路状)も閉鎖され、その先80メートルほどの位置に新たに国道と旧道をつなぐ道が作られ、国道側に信号機付き交差点(ほぼ丁字路)が新設された。


国土交通省秋田河川事務所の発表(http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/37573_1.pdf)では、切り替え作業は、当初9月21日夜から23日早朝に実施される予定だったが、悪天候(台風だったかな?)のため24日から26日に延期して実施された(http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/37816_1.pdf)。


切り替え前後の画像を並べてご紹介する。
秋田市中心部・土崎側から工事区間を見る。
切り替え前。まっすぐに国道が伸びる

切り替え後。右(東・線路側)へカーブしている

向かい側(西側歩道)から。
切り替え前。機材のある部分が、迂回路

切り替え後

現在の新城川に架かる「新城川橋」。
切り替え前。向こうの信号機が旧道との分岐

切り替え後の新しい橋。左隣が旧橋
仮設といっても、片側2車線の立派な道路。

橋を渡って、
切り替え前の分岐点。矢印が旧道

↓今までと逆方向(奥が土崎方向)ですが、
新しくできた交差点。左が線路、右が旧道へ
迂回路が本来の国道に合流する地点と、旧道へつながる新しくできた道が丁字路になった。信号機は車両用は「面拡散」LED、歩行者用は薄型の新品が設置された。
旧新城川橋と前後の使われなくなった国道跡は、工事関係車両の駐車スペースとなっていた。

旧道
正面が以前の国道との合流点(Y字路。右折で旧橋)、木の手前を左に曲がるのが新しい国道への接続路。曲がり角の小さな鳥居と社は新しいので、工事にともなって移設・新築されたのか。

接続路越しに国道を見る。接続路の距離は長くはない

国道へ戻って、北側合流点から工事区間を見る。(切り替え前に撮影)
矢印が旧交差点、左が迂回路


仮設国道の歩道は、東側だけ。西側は、切り替え前の国道の歩道を(訪問時点では)利用できた。西側歩道の新城川橋部分は、車道から独立した小さな橋になっている。
その橋から、向こうが旧・新城川橋
橋の下を見ると、川が突然狭くなっている。たしかにこれでは増水に対応できなさそう。


迂回路の東側歩道から線路を見る
こちら側も川幅は広くはない。

先日、「リゾートしらかみ」に乗った際、展望室からこの部分を撮影した。
旧線路の橋
迂回前の線路は大部分が撤去され、橋桁が残っていた。
向こうに迂回路が見える

国道の迂回路北端付近。この辺りが新河川になるのか?
いまいち、細かな工事計画が見えてこない。
こまめに見に行くこともできないが、引き続き、時々ご紹介できればと思っています。※続きは2015年5月
コメント (6)
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