広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

E6系見学会(外から)

2011-11-12 19:45:47 | 秋田のいろいろ
先日、アクセス方法を紹介した、秋田車両センターでの秋田新幹線の新型車両「E6系」の見学会が、今日12日と明日13日、各先着1000名限定で開催されている。
聞くところによると、今日は受付開始の10時の時点で定員に達したらしい。

待つことと並ぶことが大嫌いな僕は、当然、行くわけがない。
と、言いつつ、敷地外からなら、待たずにちらりと見えるだろうと、午後からノコノコ出かけました…(牛島東五丁目までバスで行ったけど、バス時刻を勘違いして2本も逃すという体たらく。結果的には他のネタも収集できてよかったのですが)

牛島小学校を過ぎてセンターの方へ曲がると、いつもなら、ほとんど人通りがない場所なのに、数組の家族連れが歩いている。みんな同じビニール袋を持っており、見学を終えた帰りの人たちらしい。自転車の人もいた。
みなさん、10時に整理券をもらって、どこかで時間をつぶして再びセンターへ来たのだろう。おつかれさまでした。

センターの門(跨線橋の上から見下ろして撮影)
小学校の運動会や町内会の行事まで、何かイベントがあれば、どこかから聞きつけて姿を現すという、秋田名物「ババヘラアイス」が出ていた。(左下のパラソル)
でも、11月のババヘラって珍しいかも。今日は晴天でわりと暖かったけど、売れたかな?
センターの手前には、きりたんぽ会社の工場があり、小さな直売所があるのだが、見学帰りとおぼしき人が買い求めていた。E6系効果か。
看板
「本日の見学は、定員に達したため終了いたしました。」とあるけど、見学会自体はまだ行われてるんだから、「受付」とか「整理券配布」が終了したんじゃないの?
「(ご了承下さい。)」をカッコ書きするのも、なんだかな。

門の中
昨年の一般公開時は、門に入ってすぐの辺りが来場者駐車場として使われていたが、今回は触れ込み通り、駐車場はないようだ。手前に来場者のものらしき自転車が置かれているから、駐輪場はあるようだ。
整理券を持ってきた見学者は、昨年の公開でこまちの車内見学が行われた、屋根のある部分(写真奥の建物)へ案内されていたようだ。

センターを見下ろせる、市道の跨線橋へ。
当ブログでは「荒巻跨線橋」としてきたが、現地には「牛島車両基地跨線橋」とかいう表示があった。道路管理者の秋田市によるものだと思うが、なんだかアバウトな命名。
この跨線橋は、歩道部分が極端に狭く、車の交通量は比較的多い。通学路でもあるが、普段は歩いて通る人はそれほど多くない。
だけど今日は、跨線橋の上からE6系を見ようという人が何人もいた。特に危険というわけではないが、小さな子どもが走ったり、車から見通しが効かない跨線橋の坂の途中(頂上手前)で道路を横断する人などがいたので、要注意。
跨線橋の両端の歩道に、ヘルメット・作業着姿のJR社員らしき人もいたが、見た限りでは特に声をかけたりするわけでもない。いまいち目的不明の方々。
※以下、跨線橋の金網越しに撮影した画像が多く、網が写り込んでいる画像があります。
跨線橋の南側(線路の先が大曲方向)歩道から
以前、E6系が入庫していた「洗浄線」が右の屋根付き部分。その隣の屋外にE6系が展示されている。すぐ左の2本の線路が奥羽本線の本線。さらに左には、刈り入れを終えた田んぼ(日赤病院~御所野方面)が広がる。

洗浄線の中に、現在の「こまち」の車両「E3系」が入っていたが、この車両は鼻先が先端ほど細くなっているから…
1本しかなく、他とデザインが異なる「量産先行車」の「R1編成」だ!(右側)
以前もこの組み合わせを撮影していた(上のリンク先)。今回展示されているE6系も量産先行車なわけだが、新旧の量産先行車どうし、何かとご縁があるようで。
R1編成はこの後、ここから出ていったようだ。

E6系。前照灯(ヘッドライト)が点灯している
こちらを向いているのは、グリーン車側で、鼻先にE5系と連結する自動開閉する連結器カバーを備えている。
展示されている場所は、午後は建物の陰になってしまい、あまり外観は楽しめないかもしれない。(午前は逆光気味になる?)
ぞろぞろぞろ
社員に誘導されて、グループ分けされた見学者たちが、車内に出入りしていた。

僕がE6系を見るのは3回目(2回目に見た時。初めて見たのは上記リンク先)だが、やっぱりカッコイイというか美しい。
 
赤(あかね色)の色合いが微妙で素敵。光の状態やカメラの設定によって、違った雰囲気をもたらす。
運転席後ろの屋根の丸みを帯びた柔らかいラインも素敵。
斜め前から
この角度は初めて見るかもしれないが、これもカッコイイ。

逆光&物陰ですが真横から
鼻が長い!

本線の線路がコトコトと鳴り、
上り「こまち」が通過(写真は後部)

1000人に漏れて見学できなかった方もいたようだし、遠方からわざわざ駆けつけた方もいらしたようだ。
NHKの映像を見ると、家族連れや鉄道ファンだけはもちろん、お年寄りなども見学に来ていたようで、地元の人も遠方の人もE6系に注目しているのがうかがえる。
NHKのニュースでは「鉄道ファンや家族連れなどおよそ1000人が集まり」としているけど、それはウソでしょ。定員が1000人なのだから、集まったのは1000人以上じゃないの。

現地で気になったのは、駐車してはいけないと思われる場所に、見学者のものと思われる車が駐められていたこと。
秋田支社の見学会リーフレットより
リーフレットの地図で、牛島小・マルダイ前の道が、13号線の下を潜っていることになっているが、これはウソ。十字路交差点で交わっている。
いちおうセンターの最寄り駅で、歩こうと思えば歩いて行くことができる、JR羽越本線とその羽後牛島駅は、おそらく意図的にカットされている。
バス停の位置は一切掲載されておらず、しかも幹線道路を記載するなど、この地図は暗に「クルマで来い」と言っているようなものだ。横には「公共の交通機関等をご利用ください。」とあるけれど。

前も書いたけれど、交通手段の説明もせずに「公共交通機関でおいでください」というのも、こんな場所に1000人も集めようとするのも、無謀で無責任だと思う。集まる人も、周辺に住む人も多い首都圏でこんなことをやったら、どうなるだろうか。JR東日本秋田支社のイベント運営方法に問題がありそう。


明日は曇りだけど、受付開始時刻あたりなどで時々雨の予報。
訪れるみなさん、お気をつけて。
跨線橋から見るみなさん、譲り合って、車に充分注意しましょう。(特に保護者の方々には、子どもが車道に飛び出したり、横に広がって歩かないようお願いします。ベビーカーの扱いにも配慮を)
車のドライバーのみなさんも、ご注意を。(できれば通るのを避けたほう方がいいかも)
コメント (6)
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