前回の旅行記の続き、富士山のすそ野に街が広がる富士市。
もう少し踏み込んで富士山を見てみたいと思って、ネットや地形図などから選んだ、富士市内の2つの場所へ行ってみた。
まずは、吉原中央駅から3キロほど北東にある「富士見台」地区。
「富士見」という地名は各地にたまにある。でも、富士山が見えない場所のほうが少ないであろう富士市において、あえて「富士見」と名乗るからには、素晴らしい富士山が見られるかもしれないと期待して出向いた。
とは言うものの、訪れた最大の理由は、富士市内では比較的バスの便がよく、距離のわりに行き来しやすい場所だからということなのですが…
吉原中央駅から「富士見台団地」行きのバスが、毎時1~3本運行されている。所要時間15分、320円。なお、富士駅始発で中央駅経由の便もあり、富士駅からは520円。
中央駅から乗ったバスは、大型ノンステップバス。
富士急静岡バスは4メーカーすべてと取引があり、ノンステップバスが多く、CNGバスもあった。比較的新しいバスが多く、秋田で走っているような旧型車は大型バスでは1台も見かけなかった。(秋田のバスが古すぎるのか)
5人強の客を乗せて中央駅を発車したバスは、前回紹介したアーケード商店街を進み、途中(吉原本町駅より手前)で左折して狭い道へ。すぐに広い道(県道24号線)へ出て、道なりに進む。沿道にスーパーなどが点在し、そこから乗ってくる人も。
左前方から正面に富士山がずっと見えている。高い建物が少ないせいか、あるいは実際に富士山に近づいているためか、富士駅~吉原中央駅よりも迫力を感じる。
バスは富士山に向かって進んでいく感じ。それだけに、県道はずーっと緩い上り坂が続く。地形図を見ても等高線が密に引かれている。バス停や信号待ちで発車する時は、毎回坂道発進状態だった。
東名高速を越え、富士東高校を過ぎて、右折。いよいよ富士見台地区に入っていく。
同じルートで来て富士見台に入らず直進する「桑崎」「ぐりんぱ・イエティ」行きのバスも1~2時間に1本、反対に曲がって「運動公園」へ行くものも少数あるらしい。※他に県道を通らずに富士見台へ行く系統もわずかにある
富士見台への入り方は、秋田市の「桜ガ丘線」で、横金線から桜ガ丘を経て大平台に入っていくのにどことなく雰囲気が似ている。
富士見台は住宅が立ち並ぶ。集合住宅もあるけれど戸建住宅が多いようだ。
地区の外周の道をたどっているようで、逆方向に進んで下り坂になる。途中にバス停がいくつかある。
「次は富士見台団地」という案内があった。終点だから降りなきゃと思っていたが、車内放送はそっけなく、まだ続くような感じ。他のお客さんが降車ボタンを押した。??
バスは下り坂→左折して等高線沿いに走り→左折して坂を上り→右折、と複雑な経路でバス停に到着。
バス停表示は「富士見台」。「吉原中央駅方面」とも書いてある?
「富士見台団地」バス停では、僕を含めてほとんどが降りたが、降りなかった人もいる。そして、新たに乗った人もいる。バス停には「吉原中央駅方面」とあるし、回転場や反対側にバス停がない??
実は、富士見台団地線は、秋田市の「二ツ屋福島線」「泉ハイタウン線」、弘前市の「茂森線」のように、末端部で環状運行し、往路と復路が重複する運行形態だったのだ。
そんなことは富士急静岡バスの公式サイト(時刻表と路線図)ではぜんぜん分からず、富士市が作成した「富士市バスなび」という路線図ではなんとなく予感がしていたが明示(矢印で示すとか)されておらず、確証が持てなかったのだ。
富士見台地区の外周を反時計回りにぐるりと回るルートで、一周する部分は約4キロにも及び、上記の通り高低差が激しい。秋田の二ツ屋福島線、弘前の茂森線は、どちらも平坦な場所を一周3キロ弱なので、それより規模が大きいと言えよう。
新たなお客を乗せたバスは、少し進んで右折して別の坂を下って行った。その後、さらに坂を上るルート。
降りたバス停は、スーパーの「マックスバリュ」裏。坂を少し下って振り返ると、富士山が見えた。
バスが通ってきた道を戻って撮影。突き当りを右折してすぐが、降りたバス停
坂を上ってマックスバリュの表側へ。
マックスバリュ富士富士見台店
店名は「マックスバリュ富士富士見台店」といい、「富士富士」とダブっていてヘンな感じだが、「富士(市)富士見台」の店という意味。マックスバリュ東海の店舗名は原則「(平成の大合併前の)市町村名+所在地名」という命名になっている。
ここは1階が駐車場で店舗は2階にある「ピロティ式」。マックスバリュ東海ではこの構造の店が多いようだ。秋田では最近の家電量販店でよく見るが、スーパーでこの形式は土崎のナイスくらいだと思う。秋田は土地が潤沢にあるということか(除雪が大変そうだけど)。
帰りのバスを待つ間に店内に入ってみた。
秋田のマックスバリュ東北の店と比べると、スーパー部分はほとんど同じだが、テナントが100円ショップくらいしかなく、ファストフードなどはないので、トータルではやや狭い感じ。セルフレジはなし。
秋田県産のきりたんぽとだまこ餅の真空パックが売られていたのにはびっくりしたのと、インストアベーカリーのメロンパンがおいしかった。
一丁目から七丁目まである富士見台地区は、東西1キロ、南北800メートルほどのほぼ長方形の地域。マックスバリュのある場所が、ほぼ中央。富士山の山頂までは、直線でちょうど20キロ。
「富士見“台”」というと、そこだけ周りより高い「台地」のような気もするけれど、実際は今まで来た道と同じく、富士山に向かって標高が高くなる「坂」の途中の一部といった感じ。地域内はほぼすべてが南北方向の坂になっている。南端の低い所で標高100メートル弱、北の方では150メートル超の箇所があり、バスに乗ってきた道中よりも坂は急なようで、家が段々に並んでいるような所も。
ちなみに、富士駅や吉原本町の標高は10メートル前後、マックスバリュ付近では110メートル。
富士見台を歩いてみる。
この日の富士市は快晴。朝はマイナス2度台まで下がったが、昼は10度台まで上がった。坂のある道を歩いていると、うっすらと汗ばんだけれど、弱い風が吹いて気持ちいい。地元の皆さんは寒いと感じるのだろうけど。
もっと精密な“事前調査”をしていれば穴場的ないい場所があったのかもしれないが、住宅が建て込んでいるだけに、思ったほど富士山が見えない。
でも、時折、家や電柱・電線の向こうに大きな富士山が見えるのが、やっぱり気持ちいい。
東側の市立富士見台小学校付近。坂になっているのが分かる
いつの間にか北側に隣接する「三ツ沢」地区に入った。富士見台と連続した住宅地だが、ややまばら。新しそうなアパートや建設途中の家も見かけたので、新しい住宅地なのだろう。
今のところは北側の視界が開けていて、今までよりも富士山がよく見える。所々に茶畑がある。新芽ではないので、くすんだ緑色だけど。
茶畑と住宅地と富士山
秋田では田んぼ、弘前ではリンゴ畑、静岡では茶畑やミカン畑が当たり前に存在する。(ミカン畑はもっと急な斜面にあることが多い)
富士見台も、以前は茶畑だったのかもしれない。
富士見台の北西端は標高160メートル近い。
富士見台と三ツ沢の境目付近の西側、市立吉原北中学校付近
富士見台の西側より向こうは宅地化されておらず、山林や農地が広がるようだ。
北(富士山の方)へ進んでいくと、すぐに盛り土が立ちはだかっていた。
富士山の頭がちょっと見える
以前は第2東名と呼ばれていた「新東名高速道路」だ。
まだ開通前だけど、今年4月14日にここを含む静岡県内のほぼ全区間が開通するので、もう完成しているようだ。
この辺りにはインターチェンジなどはできないようなのでメリットはなさそうで、富士山が見づらくなったのと、騒音と下を走る道路がなんとなく危なそうな点での影響を受けるかもしれない。
高速の下を潜って向こう側へ行ってみたが、低い岡があって富士山があまり見えないのと、勾配がきつそうなのですぐに戻ってきた。
マックスバリュで時間をつぶして、帰りのバスに乗った。
富士見台から県道に出た「一色」バス停で、車内放送がちょっと改まった言い回しになり、運賃表示器の整理券番号4番以前の金額が消えた。ここが往路の終点(二ツ屋福島線でいう南部公民館前)ということのようだ。
吉原中央駅まで乗車したので、行きと同じく運賃は320円のはず。しかし、降車時には半額の160円しか引かれなかった。
「バス特」こと「バス利用特典サービス」が適用されたようだ。
PASMO・Suicaでバスに乗車した際の、従来の回数券の割引に相当するもので、累計利用額が一定に達すると支払い時に運賃が割り引かれる。累計額が毎月末でリセットされてしまうとか、従来の磁気カードの割引に比べて評判は芳しくないような話もある。
よく理解していないのだけど、最低でも1000円利用しないと(運賃を支払わないと)特典適用(100円引き)にならないのだと思い込んでいたが、この時点では乗車した正規運賃累計940円・実際に支払った(カードから差し引かれた)額780円なのに160円も値引きしてくれている。
なんかヘン? 他の割引でも適用されたのか?
鉄道の駅やPaSoRiで履歴を印字・表示しても、バス乗車分は利用金額しか分からない。(バス会社の窓口に読み取り機があれば、バス特のポイント額などが分かるそうだ)
PaSoRiで読み取ると利用額と「バス/路面等」としか表示されない
まあ、損してないのだからいいとします。
今までは、よそから来た旅行者なら現金で正規料金を払ってバスに乗るのが普通だったが、共通のICカードで楽に乗車でき、しかも割引までしてもらえるのだから、ありがたい。
坂がきついのは大変そう(おかげで移動に時間がかかって疲れて、実際より広く感じた)だが、温暖な土地で富士山を眺めて暮らせるのがうらやましく思えた富士見台からの富士見だった。
この後は、もっと富士山がよく見えそうな場所へ行ってみる。続きます。
もう少し踏み込んで富士山を見てみたいと思って、ネットや地形図などから選んだ、富士市内の2つの場所へ行ってみた。
まずは、吉原中央駅から3キロほど北東にある「富士見台」地区。
「富士見」という地名は各地にたまにある。でも、富士山が見えない場所のほうが少ないであろう富士市において、あえて「富士見」と名乗るからには、素晴らしい富士山が見られるかもしれないと期待して出向いた。
とは言うものの、訪れた最大の理由は、富士市内では比較的バスの便がよく、距離のわりに行き来しやすい場所だからということなのですが…
吉原中央駅から「富士見台団地」行きのバスが、毎時1~3本運行されている。所要時間15分、320円。なお、富士駅始発で中央駅経由の便もあり、富士駅からは520円。
中央駅から乗ったバスは、大型ノンステップバス。
富士急静岡バスは4メーカーすべてと取引があり、ノンステップバスが多く、CNGバスもあった。比較的新しいバスが多く、秋田で走っているような旧型車は大型バスでは1台も見かけなかった。(秋田のバスが古すぎるのか)
5人強の客を乗せて中央駅を発車したバスは、前回紹介したアーケード商店街を進み、途中(吉原本町駅より手前)で左折して狭い道へ。すぐに広い道(県道24号線)へ出て、道なりに進む。沿道にスーパーなどが点在し、そこから乗ってくる人も。
左前方から正面に富士山がずっと見えている。高い建物が少ないせいか、あるいは実際に富士山に近づいているためか、富士駅~吉原中央駅よりも迫力を感じる。
バスは富士山に向かって進んでいく感じ。それだけに、県道はずーっと緩い上り坂が続く。地形図を見ても等高線が密に引かれている。バス停や信号待ちで発車する時は、毎回坂道発進状態だった。
東名高速を越え、富士東高校を過ぎて、右折。いよいよ富士見台地区に入っていく。
同じルートで来て富士見台に入らず直進する「桑崎」「ぐりんぱ・イエティ」行きのバスも1~2時間に1本、反対に曲がって「運動公園」へ行くものも少数あるらしい。※他に県道を通らずに富士見台へ行く系統もわずかにある
富士見台への入り方は、秋田市の「桜ガ丘線」で、横金線から桜ガ丘を経て大平台に入っていくのにどことなく雰囲気が似ている。
富士見台は住宅が立ち並ぶ。集合住宅もあるけれど戸建住宅が多いようだ。
地区の外周の道をたどっているようで、逆方向に進んで下り坂になる。途中にバス停がいくつかある。
「次は富士見台団地」という案内があった。終点だから降りなきゃと思っていたが、車内放送はそっけなく、まだ続くような感じ。他のお客さんが降車ボタンを押した。??
バスは下り坂→左折して等高線沿いに走り→左折して坂を上り→右折、と複雑な経路でバス停に到着。
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「富士見台団地」バス停では、僕を含めてほとんどが降りたが、降りなかった人もいる。そして、新たに乗った人もいる。バス停には「吉原中央駅方面」とあるし、回転場や反対側にバス停がない??
実は、富士見台団地線は、秋田市の「二ツ屋福島線」「泉ハイタウン線」、弘前市の「茂森線」のように、末端部で環状運行し、往路と復路が重複する運行形態だったのだ。
そんなことは富士急静岡バスの公式サイト(時刻表と路線図)ではぜんぜん分からず、富士市が作成した「富士市バスなび」という路線図ではなんとなく予感がしていたが明示(矢印で示すとか)されておらず、確証が持てなかったのだ。
富士見台地区の外周を反時計回りにぐるりと回るルートで、一周する部分は約4キロにも及び、上記の通り高低差が激しい。秋田の二ツ屋福島線、弘前の茂森線は、どちらも平坦な場所を一周3キロ弱なので、それより規模が大きいと言えよう。
新たなお客を乗せたバスは、少し進んで右折して別の坂を下って行った。その後、さらに坂を上るルート。
降りたバス停は、スーパーの「マックスバリュ」裏。坂を少し下って振り返ると、富士山が見えた。
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坂を上ってマックスバリュの表側へ。
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店名は「マックスバリュ富士富士見台店」といい、「富士富士」とダブっていてヘンな感じだが、「富士(市)富士見台」の店という意味。マックスバリュ東海の店舗名は原則「(平成の大合併前の)市町村名+所在地名」という命名になっている。
ここは1階が駐車場で店舗は2階にある「ピロティ式」。マックスバリュ東海ではこの構造の店が多いようだ。秋田では最近の家電量販店でよく見るが、スーパーでこの形式は土崎のナイスくらいだと思う。秋田は土地が潤沢にあるということか(除雪が大変そうだけど)。
帰りのバスを待つ間に店内に入ってみた。
秋田のマックスバリュ東北の店と比べると、スーパー部分はほとんど同じだが、テナントが100円ショップくらいしかなく、ファストフードなどはないので、トータルではやや狭い感じ。セルフレジはなし。
秋田県産のきりたんぽとだまこ餅の真空パックが売られていたのにはびっくりしたのと、インストアベーカリーのメロンパンがおいしかった。
一丁目から七丁目まである富士見台地区は、東西1キロ、南北800メートルほどのほぼ長方形の地域。マックスバリュのある場所が、ほぼ中央。富士山の山頂までは、直線でちょうど20キロ。
「富士見“台”」というと、そこだけ周りより高い「台地」のような気もするけれど、実際は今まで来た道と同じく、富士山に向かって標高が高くなる「坂」の途中の一部といった感じ。地域内はほぼすべてが南北方向の坂になっている。南端の低い所で標高100メートル弱、北の方では150メートル超の箇所があり、バスに乗ってきた道中よりも坂は急なようで、家が段々に並んでいるような所も。
ちなみに、富士駅や吉原本町の標高は10メートル前後、マックスバリュ付近では110メートル。
富士見台を歩いてみる。
この日の富士市は快晴。朝はマイナス2度台まで下がったが、昼は10度台まで上がった。坂のある道を歩いていると、うっすらと汗ばんだけれど、弱い風が吹いて気持ちいい。地元の皆さんは寒いと感じるのだろうけど。
もっと精密な“事前調査”をしていれば穴場的ないい場所があったのかもしれないが、住宅が建て込んでいるだけに、思ったほど富士山が見えない。
でも、時折、家や電柱・電線の向こうに大きな富士山が見えるのが、やっぱり気持ちいい。
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いつの間にか北側に隣接する「三ツ沢」地区に入った。富士見台と連続した住宅地だが、ややまばら。新しそうなアパートや建設途中の家も見かけたので、新しい住宅地なのだろう。
今のところは北側の視界が開けていて、今までよりも富士山がよく見える。所々に茶畑がある。新芽ではないので、くすんだ緑色だけど。
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秋田では田んぼ、弘前ではリンゴ畑、静岡では茶畑やミカン畑が当たり前に存在する。(ミカン畑はもっと急な斜面にあることが多い)
富士見台も、以前は茶畑だったのかもしれない。
富士見台の北西端は標高160メートル近い。
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富士見台の西側より向こうは宅地化されておらず、山林や農地が広がるようだ。
北(富士山の方)へ進んでいくと、すぐに盛り土が立ちはだかっていた。
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以前は第2東名と呼ばれていた「新東名高速道路」だ。
まだ開通前だけど、今年4月14日にここを含む静岡県内のほぼ全区間が開通するので、もう完成しているようだ。
この辺りにはインターチェンジなどはできないようなのでメリットはなさそうで、富士山が見づらくなったのと、騒音と下を走る道路がなんとなく危なそうな点での影響を受けるかもしれない。
高速の下を潜って向こう側へ行ってみたが、低い岡があって富士山があまり見えないのと、勾配がきつそうなのですぐに戻ってきた。
マックスバリュで時間をつぶして、帰りのバスに乗った。
富士見台から県道に出た「一色」バス停で、車内放送がちょっと改まった言い回しになり、運賃表示器の整理券番号4番以前の金額が消えた。ここが往路の終点(二ツ屋福島線でいう南部公民館前)ということのようだ。
吉原中央駅まで乗車したので、行きと同じく運賃は320円のはず。しかし、降車時には半額の160円しか引かれなかった。
「バス特」こと「バス利用特典サービス」が適用されたようだ。
PASMO・Suicaでバスに乗車した際の、従来の回数券の割引に相当するもので、累計利用額が一定に達すると支払い時に運賃が割り引かれる。累計額が毎月末でリセットされてしまうとか、従来の磁気カードの割引に比べて評判は芳しくないような話もある。
よく理解していないのだけど、最低でも1000円利用しないと(運賃を支払わないと)特典適用(100円引き)にならないのだと思い込んでいたが、この時点では乗車した正規運賃累計940円・実際に支払った(カードから差し引かれた)額780円なのに160円も値引きしてくれている。
なんかヘン? 他の割引でも適用されたのか?
鉄道の駅やPaSoRiで履歴を印字・表示しても、バス乗車分は利用金額しか分からない。(バス会社の窓口に読み取り機があれば、バス特のポイント額などが分かるそうだ)
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まあ、損してないのだからいいとします。
今までは、よそから来た旅行者なら現金で正規料金を払ってバスに乗るのが普通だったが、共通のICカードで楽に乗車でき、しかも割引までしてもらえるのだから、ありがたい。
坂がきついのは大変そう(おかげで移動に時間がかかって疲れて、実際より広く感じた)だが、温暖な土地で富士山を眺めて暮らせるのがうらやましく思えた富士見台からの富士見だった。
この後は、もっと富士山がよく見えそうな場所へ行ってみる。続きます。