広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

千秋公園ナニコレ/正月ツリー 他

2015-01-03 00:07:32 | 秋田の季節・風景
あけましておめでとうございます。2015年もどうぞよろしくお願いします。

大荒れの年始となる予報が出され、全国的には西のほうで雪が積もったり、弘前など青森や秋田県の内陸部でも平年以上の積雪になり、除雪中の事故が多発したりしている。
幸い、秋田市は積雪、気温、風とも平年並みかやや厳しい程度で、秋田市としては「穏やか」と表現しても差し支えがなさそうな、いつものお正月になった。
1日も2日も、積雪は15センチほど、最低気温マイナス2度台、最高気温0度前後。幹線道路は雪がなく、それ以外は圧雪状態。

前も書いたと思うけど、平年値というのは過去30年間の平均。僕が子どもだった30年少し前の冬は、現在と似た気候だった気がする。平成に入る少し前あたり(28~29年前)頃から、雪のない正月が増えたと思う。
今が異常気象なのか、少し前が異常で今は元に戻ったということなのかは分からないけれど。


大みそかに撮影した、秋田市中心部の風景を少々。
千秋公園本丸から二の丸・胡月池と秋田駅東側の街並み
穏やかな天候だったけれど太平山は見えず。
胡月池のほか、外堀なども表面は凍結している。※上に乗ったら割れます。

公園内の低木は、積雪で折れない対策「雪囲い(冬囲い)」が施されている。上の写真で写っているツツジ類は雪吊りがされているが、単に縄で縛ったものもある。そっちのほうが手軽だし、効果も変わらないはず。
だけど、
ぐにゃ
ツツジの樹冠(と呼んでいいのかな?)をぐるりと縄で巻いているのだが、向かって左側で縄が緩み、そこに雪が積もって形が崩れてしまっている。
この程度では枝が折れることはないとは思うが、巻き方が甘かったのかな。

正月は公園内にある2つの神社への初詣で賑わっている。1日の明徳小学校前の坂は、坂の下まで車の列ができていた。
大みそかは、歩く人もまばらだけど、旅行客みたいな人もちらほら。
主要な階段は除雪されたり、坂に砂がまかれたりしており、意外に雪対策がされていた。ただし、滑る所やぬかるんでいる所もある。


さて、二の丸広場の南側、秋田市佐竹資料館の前にこういうモノがあるのをご存知でしたか?
雪が積もって分かりにくいですが中央奥
植え込みの周囲の平らな場所がロープで囲まれ、「お願い 囲いの中に入らないでください。」と表示が出ている。
昔からこうなっていたのは知っていたが、あまり気に留めないでいた。
何これ?
昨年12月24日に、テレビ朝日「ナニコレ珍百景」の特番が放送された。
最近の特番では、各系列局が推薦・VTR製作した珍百景が放送されることがある。
青森朝日放送と秋田朝日放送は、3時間特番の最後近くに満を持して登場。

青森は、弘前市石川(大渕ヶ鼻城=大仏公園?)から弘前城へ通じる8キロの抜け穴があるという「弘前城への抜け穴伝説」。
穴は途中で埋もれていて、結局は山の反対側へつながるだけだったそうだ。珍百景認定されず。

秋田からは、この千秋公園の「謎の立ち入り禁止」。
「この囲いの中には歴史的価値のある井戸が残っているのだが、公園を整備した際に高さの関係で地中に埋めたため、地盤が落ちる可能性や井戸に傷がついたりといった、万が一の事態が起きないように立ち入り禁止にしているそう。」
ということだった。
「公園を整備」というのは、明治時代とかのことだろうか?

特番のVTRでは、ご当地に関係するタレントが出演するなど凝った作りにする局が多く、AABも生駒里奈と落語家(仙北郡出身の柳家さん若)が出て、説明するためと称して大森山に落とし穴を掘るなど大掛かりだったが、かえってそれがくどくてマズかったのか、珍百景には認定されなかった。
スタジオの珍定委員からは、「(立入禁止にしている理由を)ちゃんと表示すればいいのに」という声が出た。

気に留めていなかったことが、こういう事情だったことを知ってためになったけれど、たしかにこの表示では何が何だか分からない。
市民や観光客に興味を持ってもらうためにも、工夫すればいいのに。



この記事後半で少し触れた、エリアなかいちの商業施設をリニューアルした「@4の3(アットヨンノサン)」。
県立美術館からイルミネーションが続き、@4の3入口には、
大みそかなのにクリスマスツリー?!(暗く写っています)
かつてのフォンテや公営駐車場では、年が明けてもクリスマスツリーを飾っていたけれど、ここも?
そうではありません。
「迎春」
クリスマスツリーだったものを、クリスマス後に「正月ツリー(?)」に“改装”していたのだった。
なるほどね。若干、ムリがあるような気がしなくもないけれど、努力は評価しましょう。
※翌シーズン(2015年末)は正月ツリーにはならずに、クリスマスが終わると撤去された。


2014年も残りわずかとなった、大みそか17時過ぎの広小路を走る観光バスは、
木内前に「Kintetsu」!
彼の有名な近畿日本鉄道のバス!? 前も秋田市内で1度見たことがあったが、はるばる秋田まで、しかも雪道を、しかも大みそかにいらっしゃるとは!

ただ、「名古屋」ナンバー。
調べたり、写真で社名表記を拡大してみると「名阪近鉄バス」の車だった。

大阪の近畿日本鉄道の直接の子会社ではなく、近鉄グループの三重交通の傘下の企業だそう。近鉄本体からすれば孫会社か。三重交通は、すぐ隣りの名古屋周辺の愛知県内にも営業拠点を持つ。
以前記事にしたように、三重交通は三重いすゞもグループ企業ではあるが、いすゞ以外の車両も入れていて、この車は日野セレガだった。
(学生の遠征とかではなく)一般の旅行客っぽいお客さんたちが乗っていたみたいだけど、この後、どこで年を越したのでしょう。
コメント (2)
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